あ、日本の詩人だ、石を投げろ! - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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あ、日本の詩人だ、石を投げろ!    

谷町筋にある「大阪文学学校」というところへ詩を習いに いったのは三十をこえてからのことだった。 1997年初夏のことである。 新谷町第一ビルの扉を開いて中に入ると三十前後の美人 がちょうど奥から出てきたばかりだった。 「すみません。大阪文学学校は何階にあるのでしょうか」 と低姿勢でたずねると その女はこちらを険しく睨んだだけで、まったく返事も しないで階段を上っていった。 (なんだ、ありゃ)美人とはいえ険のある顔つきをしていた。 人がお辞儀をしてものを訪ねているのに無視するなど そんな人物にお目にかかったことはかつて一度もなかった。 大阪にはめずらしい人がいるものだと思った。 汗をかいて探し回り、ようやく教室を訪ね当てて中に入って みると、新入生の歓迎会のようなものはもう始まっており、 先輩の学生(といっても多くは社会人だが)が座る席に先ほ どの女がいた。 女は、Aという、豊川悦司そっくりな美男子の腕に抱きつく ように身を寄せて座り、こちらを不愉快な目つきで見ている。 この女も詩を書いているの!? 驚くべき人格だと思った。そんな性格でどんな詩が書けるのか。 そもそも初対面だろ!? なんでおれがお前に睨まれなきゃならんの と不審を覚えた。 これが最初のパンチだった。 この女に限らず大阪文学学校では苦々しい思いをさせられた女が 次々と現れてくるのである。 朝から晩まで死にたい、自殺したい、リストカットしたいと吠え まくる女がいた。 わたしも腫れ物をさわるように丁寧に扱ったつもりだった。 ぼんやりしているわたしのことだから気がつかなかったが、私の クラスの講師だった哲学者で詩人の細見和之がその女に眉をひそめて 注意したことがある。実作詩の朗読中のことである。あとで細見 から聴いたところによれば わたしを迂遠にデスる詩をかいていたという! まさか気がつか なかった。 それもわたしの身体的欠陥をデスる詩を。それに気がついて細見は 厳しく注意をしたのだという。 あの女、いつから死ぬ死ぬっていう詩ばかり書いてるんですか。 尋ねると、 ああいう女に限って長生きするんだよ。ヒゲをこすりながら細見は 薄笑いを浮かべた。それを聞いてほっと安心すると同時に、 世間知らずで人の好い自分に少なからず落胆した。 詩人なんて容易な連中じゃないぞと思った。 ほかにもこういう女がいた。 入学して三月ほどすると秋期の新入生が入ってきた。 その中に光がさすような可愛い女の子がいた。講師の細見までが 講習のあとその子を呼んで階段に腰掛けながらいろいろと相談に のってやっていた。 その女の子と廊下で出会ったことがある。わたしは教室から出て帰る ところだったが、その愛らしい新入生の子はこれから教室に向かうと ころだった。 その女の子がすれ違いざま、いきなり年長のわたしの前に立ちはだか った。 「おい、てめえ舐めてんのか、挨拶くらいしろ!」 と恫喝したのである。晴天の霹靂だった。まさかズベ公でもあるまいに なんでおれがこんなヤクザみたいな言葉を受けなければならんのだ。 女の子はドスを利かせてそういうと、呆気にとられて立ちすくんでいる わたしを置いて、何事もなかったようにすまして教室に消えていった。 ったく、詩人め。 その後、わたしは事あるごとに女の子からイジメを受けていた。 ある女の子からは飛び蹴りを食らったこともある。 どうもわたしは女からみてイジメの対象にしやすいようだった。 わたしは内心腹を立てているのだが、相手が女だから顔に出すことは しなかった。女たちはわたしがマゾだとでも思っていたのだろうか。 そういうことを繰り返すうちにわたしは、詩人ってのは下手するとロクでも ないやつらの集まりかもしれないという仮説を抱くようになった。 詩の教室はレベルによってわけられ3つほどあった。 生徒は全員で50名ほどいたかもしれない。あるとき合同で飲み会があった。 そのとき集まった男たちの顔をみてわたしはうんざりした。 悪相ばかりなのである。映画でいえば詐欺師やヤクザしかつとまらないような 険悪な人相の連中ばかりだった。 しかもその中の一人はオウム真理教の信者で山口組の構成員だという。全身に入れ墨 を入れていた。講師の細見和之などはその男にすり寄り「ぼくのボディガードに なってくれないかな」などと真面目な表情で囁いていた。 そしてそういう悪相の自称詩人が例の死ぬ死ぬ女や意地悪女と高邁な詩論を戦わせ ているのである。それをみて、わたしはうんざりしてしまった。 ああ、もう詩はいやだ。詩人にだけは会いたくない。そう思った。 今思い出したが、詩の本が一冊欲しくなりジュンク堂難波店に行ったことがある。 谷川俊太郎の詩集ばかりが並べられていた。その一冊を手にとったわたしは飛び退いた。 あやうく詩集を落としそうになった。表紙一面に谷川の顔写真がモノクロで 印刷されており、その丸坊主の顔が凶悪な殺人犯のようにしか見えなかったから だ。こんな顔で詩を? いったいどうなってるのか? 日本は。 わたしが大阪文学学校で結局仲良くなったのは、例の意地悪な女が抱きつくように していた豊川悦司そっくりのAだけだった。 Aは男前だけでなく自分で小さな会社も経営しており、またH氏や中也賞の候補に もあがるなど、詩壇では名のある中堅の書き手だった。 わたしたちは授業が終わると一緒になって裏手の立ち飲み屋で酒を汲み交わした。 Aは文学学校の女性受講者たちの人気者で、ダンスもやるし語学もプログラミング も得意だった。また、 立ち振舞も優雅だった。そのAがいつもわたしと連れ合っていることに、件の女が ヒステリーを起こしていた。 わたしが教室に入っていくだけでヒスを起こして「ガタン」と音を立てて立ち上がり 教室から出ていくのである。 わたしには同性愛の趣味も傾向も皆目なかったが、なぜかAとは気があった。 Aとの間で互いに詩ってものが持つ「ほんとうのほんとう」については了解しあって いたつもりだった。 それだけが二人のあいだをとりもつものだとおもっていた。 知らなかったのだが、後日、Aはフィリピンで男性器摘出手術を受けて女性 になってしまった。わたしはAがそんなことで苦しんでいるとはつゆ知らなかった。 長い間、性自認と身体性の違いに苦しんでいたようだった。 ある日、二人でミナミの酒場に飲みに出かけて、Aがテーブルにうつぶしてしまったこと がある。わたしはバーのママに彼を起こさないでといって先に帰った。 そのあと、目が覚めたAはわたしが居ないことを知ると大暴れしたという。 それきりAとは会っていない。 今から思うと、わたしは大阪文学学校の連中にいつも殴られていた。 一番酷い目にあったのは、玄月という在日の男が芥川賞をとったときである。 北朝鮮人が経営する鶴橋の料亭で祝賀会があり、文学学校の校長で 詩壇の重鎮である長谷川龍生以下、 金達寿、金時鐘、金石範という大物在日文学者も顔をみせていた。 わたしがその席で乱れたのは、 件のヒステリックな女が玄月の横にぴったり座って恋人のように振る舞って いたからだった。このバカ女、糞のような詩しか書けにくせに! もうAから玄月に乗り換えてやがる! わたしは韓国朝鮮人が嫌いだったので、その席で徹底的に韓国朝鮮人を批判した。 玄月の幼稚な小説もこき下ろした。たちまち、 料亭の二階座敷は乱闘の場になり、孤立無援、わたしは全員から袋叩きにあって 二階の階段からつき落とされた。 よくまあ救急車がこなかったものだと思う。身体中打撲だらけで鼻血を出して とぼとぼと歩いて家に帰ったのを覚えている。 わたしは朝鮮人差別とは無縁だった。生まれてからずっと韓国朝鮮人にひどい目に あってきたのだからむしろ韓国朝鮮人には謝罪してほしい過去があった。 それを韓国朝鮮人差別とはだれにもいわせない。 結局わたしは三学期の終了を待たずして二年半で大阪文学学校を放り出された。 今から思うと殴られっぱなしの日々だった。


あ、日本の詩人だ、石を投げろ! ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 19
P V 数 : 1462.7
お気に入り数: 2
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-07-06
コメント日時 2024-07-15
#現代詩 #ビーレビ杯不参加
項目全期間(2024/11/23現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
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閲覧指数:1462.7
2024/11/23 17時25分08秒現在
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    作品に書かれた推薦文

あ、日本の詩人だ、石を投げろ! コメントセクション

コメント数(19)
atsuchan69
作品へ
(2024-07-06)

面白かったです、、 ボクの場合、 アルバイト先のスナックのママが 在日の方だったんですが、 とても良くしてくれて 焼肉を奢ってもらったり、 洋服とかを買ってもらったりしました 素顔はフツーだったんですが、 化粧すると驚くほど美人になりました 気がつけば、 ボクが好きな女優さんはみんな彼方(アチラ)の方です N〇Kの大河ドラマの出演者たちや 薬物事件で捕まっちゃった女優さんも然り、 テレビに出てる人って 殆どがそうなんじゃないでしょうか、、 それとボクたち日本人にしても、 100パーセント混血だと思ってもらって まず間違いないです 古代豪族の物部氏にしても秦氏にしても、 蘇我氏や出雲族にしても渡来人‥‥ または関係が深い氏族です ボクはスンドゥブとビビンバが大好きです 鶴橋も豚足を買いに半年に1度くらいは行きます 焼肉の他にも「寿し吉」さんという フォアグラ寿司を握ってくれるお店もあります 그럼 다시

2
ぺえ太
ぺえ太
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(2024-07-06)

殴られるって全然文系じゃないですね。詩人って一周回ったチンピラだったんですか? 詩人って憑依体質だと思うんですけど私、ネット詩人でも実際会ったら普通の会話が成り立たない鳥居みゆきみたいなのが来そうじゃないですか。 それにしても、美人って不思議なところに地雷ありませんか?一般的な対応では通用しない印象があります。会話中に変なとこで突っかかってきたり。あー何か踏んでしまったんだね…って。 コメント欄でいつも見てる、たこよにさんのとんがったユーモアセンスは毎回刺さりますね。たとえが上手いんですよね、干しクラゲとかワット数の足りない裸電球の下で孫のためにおにぎり握る婆ちゃんとか。詩人のケンカって面白いなあと思ってたのしく眺めています。 たこよに呼ばわりすいません。打ちやすくて(理由が失礼)

1
おまるたろう
おまるたろう
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(2024-07-06)

悪達者なモノローグ文章で「かわりものなんすね、」ですね。 このやり口で、いくらでも書けるのではないですか。 いいなあー

1
rona
rona
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(2024-07-06)

面白かったです。 私も詩とは全く畑違いの人間だったのでネット詩に関わった時にちょっと異世界でした^^; 韓国人嫌いは犬に噛まれた経験で犬嫌いになってしまうのと良く似てる気がしました。私は国や人種に関わらず素晴らしい人もいればクズもいるように感じますが、ただ韓国は自殺率がかなり高いですよね。生きづらさは国や国民性と何か関わりがあるような気がします。

1
湯煙
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(2024-07-06)

むちゃくちゃ面白く痛快で、また考えさせられるようでもあり。 痛くてなかなかに気の毒な思い出話ですが、引き込まれてしまいました? 属性も大事でしょうが、やはりひとですね。

1
湯煙
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(2024-07-06)

すみません。先程のコメントですが。  ? は、いいね! の絵文字です。     失礼しました。

1
湖湖
湖湖
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(2024-07-06)

どのくらい真実なのかわかりませんが、面白かった。詩壇の人が低劣と書いてあるようでがっくりした。

1
万太郎
万太郎
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(2024-07-06)

Takoyo2様の中には、王様は裸だと素朴に言ってしまうよく言えば素直さ、人によっては癪に触る無神経さがあると思うのです。 チック症の人間の中には、根拠なきナルシズムを抱えている人間がいて、それはある種の異形の中で突出した存在でなければ本人が困るのです。 自称芸術家の、一般人より性質の悪い変態性。ここにある種の同情と、裏返しの票が集まる。 歴史的には、ヒトラー。フィクションで言えばジョーカーがそういうタイプです。 いじめられた原因について、考えるのですが、その持っている素直さが、どこかで外に現れていたのではないか? と。 その素直さは、怨恨なき人間にとっては素朴に好感を持つものですから、Aさんには凄く愛されたんじゃないかなぁ、と。

1
takoyo2
takoyo2
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(2024-07-07)

みなさん、長文をお読み下さり ありがとうございます。 ひとつだけ。現在は北朝鮮や韓国 の方々への恨みというか反発心は まったくありません。 むしろ北朝鮮の方々については、 尊敬しているくらいです。 韓国の知人、友人もいます。 それから、事実をそのまま書いた つもりですが、ややデフォルメして おりまして当時の大阪文学学校在籍 者の70%くらいはいかにも詩人ら しい、気弱でひかえめで心やさしい 方々ばかりでした。 現在校長をしている細見さんも、と ても面倒見のいい方で、わたしも ずいぶんお世話になりました。 大阪文学学校、決して悪いところで はありません。

4
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
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(2024-07-07)

 ふーん。玄月氏もいたのか。芥川賞受賞者でいま大阪芸大の教授だな。在日作家でもあったんだ。 まあ大阪はコリアンタウンもあるし、中国地方では広島山口県、それから北九州なんてのも在日朝鮮人の方の人数は多いんじゃないかな。炭鉱工業軍事施設。徴用で連れて来られた方々だから居着いても仕方ないといえば仕方ないさ。戦後北朝鮮には多くが帰国した。そのあたりは映画キューポラを観ればわかる。何本かは映画で観てるな。在日朝鮮人の苦労話しを。 高一の夏休み明けかな。薄い蒼い少しだけ長ランの新しい制服を着て粋がりはじめた頃だ。 電車の一番先頭のデッキに出てみれば、見るからに不良そうな高校生三人くらいが、あのヤンキー座りをして俺のほうをじろりと見つめた。手にはハイライトの吸いかけが。 ヤバいな。俺よりも1つくらい年上の他校の生徒だった。中でも背は低くて身体はゴツい。いかにもケンカの好きそうな奴のあたまはバキバキの盛り上がったリーゼントで、額の剃り込みも強烈だ。強そうだからたぶんこいつが仲間内ではボスだろう。あんましビビッてると舐められてタカられるかも知れない。横を向いて知らん顔していると、そのうち女子高生が降りるためにやって来た。電車の扉が開く。顔は見たことないが、奴らも同じ市内だった。 降りて横に来るとそのゴツいのが俺を見てボソッと言い放ったよ。「おまえ、チョンか?」   「はあ?」惚けた表情をして返してやったら三人連れはそのまま去っていった。 中学校ではどこのクラスにも帰化して名前を変えた朝鮮人の生徒が一人くらいは居た。町でよく聞く名前の不良には必ず朝鮮人名が付いている。何故か在日と聞くとみんな極端に怖れていた。確かにわるかったのだが、不思議と女子生徒の名前は聞いたこともなかった。居たのか居なかったのか。駅でたまにチマチョゴリの制服を着た女子学生を見ることがあった。あれは、たぶん親が苛められるのを心配してそれ専門(朝鮮人学校)の学校に行かせてたんだろう。その時は何とも思わなかったが、遠目に眺めてもスタイルのいい綺麗な女子学生が多かったような覚えはある。 年上の知り合いでケンカの強い面倒くさい奴がいて、みんなで無視しよう。と逃げ回っていたら夕方になって何人か呼び出され、よく聞く名前の帰化した朝鮮人を連れて来ていた。仕方ないので奴らの怒号を聞きながら項垂れていると、そいつに膝蹴りを腹に一発食らった。ちっとも効きはしなかったが、下を向いたとき、傍にあったブロックの欠片でコイツのあたまをかち割ってやろうか! と手にしかけたが、止めた。…傷害を負わせれば鑑別所送りになる。両親や家族のことを考えれば、そこは我慢するしかないのだ…。 実名も出て来て個人的なノンフィクションを思わせる物語には興味を惹かれるので面白い。ちっともおもしろくないフィクションよりはマシだろう。 しかし理由もなくただ苛められるのは兄弟の関係だけで、わたしには経験がないのでわからない。 何故苛められるのか。 話しとしてはおもしろく読んだが、ただ経験を語る雑文ですね。すぐにごみ箱行きだ。 同じごみ箱行きの読み物ならば「獄中日記」河井克行が発売される。安倍晋三総理時代の、二階幹事長金庫番の橋渡し役だ。売れるだろうな。だが、おそらく何ひとつ肝心なことは書かれてはいないだろう。屑本だ。

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takoyo2
takoyo2
メルモsアラガイsさんへ
(2024-07-07)

きみの粘着なつきまといを嫌がっているのに なぜ執着するのかな? わたしなら一度でも 迷惑ですといわれたら絶対にその方の邪魔はしないが。 きみも男らしくしてはどうか? 

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-07-07)

恋人も濡れる街角? そう、それ、それが青春だ!

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田中恭平 new
田中恭平 new
メルモsアラガイsさんへ
(2024-07-07)

運営の田中です。 アラガイsさん、takoyoさん、こんにちは。 どうもお二方の中ですれ違いが起きているようですね。。。 アラガイsさんはこの作品に絡めて自分の経験則を語った。 しかし、そもそも、交流スペースのコミュニケーションを見受けますと takoyoさんはアラガイsさんに粘着してレスを受けていると考えていた。 そもそも、インターネット空間では活動時期が違うので 例えば、takoyoさんが今までROMしていた場合等ですね。。。 どちらが先という話ではないのですけれど お互いに何か通奏するものが違ってtakoyoさんが気分を害されていると 表明する限りは、大きな問題に発展する前に 早々にその芽は摘んでおきたいな、と不肖田中の考える所です。 そこでお願いなのですが、アラガイsさんはこのコメントに限り 返信OKですが、勿論、他の方への返信も可能ですが ビーレビュー内では意識してtakoyoさんと距離を置いてみてください。 このコメントは不肖田中の独断ですが ガイドラインにもあります、お互いリスペクトを持った上での コミュニケーションがベターです。 言葉足らずでしたらば、すみません。 今後ともビーレビューを宜しくお願い致します。

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-07-07)

笑、田中恭平氏。文極時代をご存じでしょ。いつものことで、心配することはないですよ。お互いおじいちゃんです。爺のコミュニケですよ。笑。まあ、加減を考えて廻りに迷惑は掛けない。そのことは約束しておきますから。

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takoyo2
takoyo2
メルモsアラガイsさんへ
(2024-07-07)

きみの異常な執着には十分迷惑がかかっている。 わたしへの粘着コメントは一切拒否する。

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takoyo2
takoyo2
田中恭平 newさんへ
(2024-07-07)

わたしが運営から守ってもらえないのはわかっているが それにしても運営が荒らしのお墨付きを与えてどうするのか? わたし個人だけならいいが わたしにイイネした人たちにまで嫌がらせをしているから アラガイsを忌避しているのだけどね。 数少ないイイネをして下さった投稿者の皆さんを 大事にしたいのだよ。 投稿当事者が嫌がっているのに運営が荒らしを認めちゃいけないよ。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
takoyo2さんへ
(2024-07-07)

粘着?迷惑?笑。実は喜んでいるのじゃないのかしらん。 まあいい。これ以上あんたの臭犬パフォーマンスに関わったらわたしが追い出されそう。あ!   、そうか。それを狙ってるのかもね。粘着とか価格上昇した蛸が王様立ちしてストレートに騒いで。 なんか、いい歳して恥ずかしい。粘着とか、ストーカーとか、阿呆に阿呆らしくて、 勝手に騒ぎ立てなさいよ。散々嘘情報あげてヤバくなると逃げ出す癖にあんたの謝肉祭。 もうぷんぷん。   当分相手してやらないわ。

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
田中恭平 newさんへ
(2024-07-07)

あ、それから田中恭平氏new氏。このタコスケ2が言うわたしにイイねした投稿者に嫌がらせして~笑だよ。どこからそんな解釈がでてくるのか。兎に角独りよがりで勝手なんだよ。このタコスケ爺さん2は。もう当分相手しない。いつものことで、相手しない。面倒くさい。

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中田満帆
作品へ
(2024-07-15)

この人物は「現代詩フォーラム」時代から『大阪文学学校』について話を持ちネタとして扱っているが、この私怨に充ちた動機づけの欲求から、いったいいつになれば解放されて自由になるのだろうかとおもわずにいられない。オズボーンに『怒りを込めてふり返れ』という戯曲があるが、いったいふり返ったところでなにになるのか。

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