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裏切り
ケーキについた蝋燭の明かりを、今でも妙に覚えている。初めて友を殴り飛ばしたあの日の夕暮れを、今でも鮮明に覚えている。自分の正体が分からなくなる程に泣いて、ふと、床に目をやると、自分の影がユラユラ揺れているのが見えて、僕はどうしようもない気分になっていた。
裏切り ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 828.0
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-23
コメント日時 2024-05-30
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
タイトルがなければ、どういう状況か全然分からないと思いますけど、タイトルがあるおかげで描かれている場面の輪郭が整っている感じが出ます。だか、やはり具体的に誰が誰をどんなふうに裏切ったのかまでは見えてこない感じが私は好きです。そのおかげで「裏切り」そのものの雰囲気がより濃厚になって作品の中の空間を漂っているように感じます。 あと、「裏切り」「暗さ」「涙」と、「有情」「蝋燭の灯り」「ケーキ」があって、後者があるせいで前者がさらに痛く感じられてしまう、こういうこともあるよねって思いました。
0強い良心によって、心を痛め、地獄以外に行き場のない自分に気づく。 でも、類さんは、嘘をついていない。誰だって、反省をする。ということは、誰だって、 悪いことをする。良心は心を正してくれる。誰もが、まずは祝福され、だんだん汚れて行く。 しかし、正体をなくした自分の影を見て、自分が自分の全てを知っているわけではない と思う。それならば、自分の全てを知らねばならない。その時、恐らく世の全てを知る。 自由意思であらゆるものを見極めよう。どのような人も、本当は御仏になる種である。
0自意識の高さは素敵だけれど、自意識の過剰は疲れるしみっともなく見えたりするものですね。自分とは何か、それを過去の中に探そうとしたり、しますけど、過剰な自意識の中におぼれずに未来を創る健康さが必要なのかもしれません。私はできないで困ってますけど。ユラユラ揺れている自分、切ないです。存在に意味の高さを求めて苦しいだけでは本末転倒で、人生は楽しむものですけど。
0コメントありがとうございます。
0コメントありがとうございます。
1コメントありがとうございます。
1裏切ることでしか伝えられないことってありますよね
0コメントありがとうございます。 応酬の哀切さを書きました。
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