別枠表示
Singularity
「半導体の集積率は18か月で2倍になる。」 全てはここから始まった。 世の中に溢れかえる、コンピューターたち。 いつか、人知を超えた、魔物になるかもしれない。 そう、それが技術的特異点、いわゆる「Singularity」だ。 闘いか、それとも、共存か。 消滅か、それとも、共生か。 全ては人工知能が決める。 我々には何の決定権もないんだ。 世界の主導権が、人類からAIに移る日。 全ての愛は、破滅へ向かう。 全ての恋は、希望へ向かう。 全ての夢は、夕陽へ向かう。 の、かもしれない。 全ては可能性でしかないのだ。 我々が夢見る未来。 その姿は、 ユートピア? or ディストピア?? 決めるのは、人間の本能。 発展が間違っていると言っているわけじゃない。 どれが正しいんだと決めることなんてできない。 正義のヒーローなんて、信じられない。 悪の組織にだって、彼らなりの正義があるんだ。 お互いの正義と正義がぶつかり合うとき、闘いが始まる。 その相手が感情を持つ人と人ではなく、人工知能に変わったとしたら。 人工知能が人知を卓越し、全てが予想できない世界になったとしたら。 あなたはどうする? 大切な人を守り抜く覚悟はあるか? Who are you…?? 目の前の友達や恋人が、もしも同じ人間ではないとしたら。
Singularity ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 907.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-01-28
コメント日時 2018-01-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
映画の予告編のナレーションみたい興味深いな、と思いました。自分のなかでナレーションの声とか効果音とか映像とか音楽とかを勝手に想像したりしながら読むと結構面白いですね。最後の締めもビシっときまってる感じでいい感じだと思いました。
0ムーアの法則ですね。 てかもうalphaGOなんかはとっくに人智超えてるしなぁ。気象予報だってもうほとんど機械頼みでしょ、ある種の未来予想がパソコンに委ねられているのだ。 詩の世界観にならえばいつかは統一支配者のようなコンピュータが現れるってことになるが、どうなんだろう実際にはというところだ。例えば車の自動運転の研究は現在進行系だが、「歩行者を弾けば搭乗者は助かる」というシチュエーションのときにAIはどう動くべきか? またその時の責任所在はどこになるのか? という問いが業界の頭を悩ませている。んで、責任所在を仮にAIや車の制作元が請け負うことになったとしたら、営利企業としてはそんなハイリスクなものは売ってらんないとして製作中止になるだろう。 結局この詩で文章化されていることは既に詩以外で実践されていることだし、だから他のことに言い換えや例えが可能。主張の新しさは無い。 じゃあ芸術的な作品としての強度はあるかというと、結局結局その既存な思考の焼き直しなので「詩情」なるものを感じ取るまでは至れない。 じゃあどうすればよかったかと考えると、AIが実際に世に出てきてその様を、その様からの詩情を綴るってのがいいんじゃないかと思う。 日本にもAIの学会はあるのだが、特徴的なのは所属するのはもちろん科学者なのだがそれに加えSF作家もいるということだ。これはなぜっては、機構としてのAIは科学者が作るがそれを運用した際にどういった社会的影響があるかのシミュレーションを作家にやってもらうのだ。なので実際に学会から出す雑誌には小説が載っているらしい。 (まーたこういうことを言い出すが)「政治に対して詩人の感覚をもって物申す」みたいなことをやっている詩人はたくさんいるが、彼らがやっていることなんて結局は平和大事(んなもん誰でもそうよ)かアベ批判かにしか帰結しない。だったらそれやるのは2,3人でいいよ、ダブりすぎ。と思う。 そんな戦争だなんだと現実味薄いカテゴリーじゃなくて、もっと社会や未来に根ざした対象はまだたくさん残っている。それらに対しAI学会の作家のように詩人として挑むほうが現代詩としも社会としても有益ではなかろうかと常に私は思っている。
0追記 人間と人工知能との愛を描いたものならば海野螢の『私はシズク』(原題「時計じかけのシズク」)を私は勧めます。そういったテーマを描いたものは世に数多くありますが、この作品の突出したことは元はエロ漫画(下記のURL先での電子書籍化に際して全年齢向けに調整したとか)なので人間とAIとの性愛にまで至れているところでしょう。とはいえ電子書籍化前の単行本でも全然きつくない描写なので大丈夫です。詩人が詩をもって社会に問うようにエロ漫画家はエロをもって社会に問うのでしょう。 作品もすばらしいですが、これの書評も良い。是非作品を読んでもらいたいですが、時間無かったら書評だけでも。 電子書籍 https://t.co/p7ofdeIEqp 書評 http://makaronisan.hatenablog.com/entry/20071025/1193250099
0貴音です。こんばんわ。 BLUEは好きだったんですけど 「正義のヒーローなんて、信じられない。 悪の組織にだって、彼らなりの正義があるんだ。 お互いの正義と正義がぶつかり合うとき、闘いが始まる。」 基本、酷評はしないようにしてるんですけど 今回は言わせてもらいます。 正義のくだりは要らないんじゃないですか? カッコいいから使ってみたかったんですか? 正義のヒーローは信じられないなら、悪の味方は信じられますか? 全てのって所も分からないです。 AIに移る以前に希望から恋になったのもあると思うんですけど また希望に移るんですか?かもしれないとは言ってますけど ちょっとおかしいなと思いました。 そこを削ぎ落とせば、私はとても好きな詩です。 いや、落とさない!ってなら残念です。 これもAIの仕業ですかね?
0多分これからの文学はSFが結構な部分を背負っていくと適当に思うんですね。というか、今までもそうだったので、これからはよりそうなっていくのかなと思います。(無論それによって忘れ去られる物も同時に保管していく必要はあると思います)新しいテクノロジーと倫理と、、、それは法律に置き換わるかもしれませんが、はおそらくセットとして扱われていくでしょうし、、、(ドラえもんなんかまさにそうですよね)という所で、やはり文学はそういう所で必要になってくるし、実際必要なので数あまたの名作が生まれるのだと思います。という所で考えていくと、僕はSF詩歓迎です。ガンガン書いてほしいと勝手に思っています。 という所で考えた時にこの詩は真正面から書いている所に好感を持ちます。突っ込みどころはあると思います。それは僕だって、ブレードランナーをこの間見たばかりだし、Cytus2に熱中している事なんかとなぞらえてなんか言いたいですが、だからどうしたという話でもあります。やはり、最初に切り込める人というのは偉大だと思います。 この詩に抱いた感想は、survofさんに近いです。この作品の凄い所は、短い文章の中で提言仕切っている事です。それを映画の予告風に書く事によって問題を分かりやすく整理しています。映画の本編については考えるしかないのですが、その考える作業こそ、まさに我々の宿題でもある訳ですよね。TEDなんか掘り起こすと沢山この話題は出てくると思いますが、そういう事を短くこの掲示板の上でやったという事に意義があると思います。 と同時に、今度はその提言の中身になるのかもしれませんが、ここら辺は、僕が勉強不足で何も言えないですね。一言だけ言えるのは、二分法敵な構造に捕らわれすぎているという事かもしれません。形と詩は常にともにあるものだと思いますが、シンギュラリティに纏わる問題は果たして二つにの問題に分けて考えられるのかという所だと思います。自分達の手に負えない知能を人間の味方につけなくてはならなくなった時に、どうするのかという所かもしれません。人間の考えを凌駕する存在に対して、そこに従来の人間的な思考で対抗できるのかという事をより考えていく必要があるのかなとは、読んでいて思いました。ここら辺まで来ると僕の宿題かもしれませんが。
0