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下着売り場
「あのぅ。パンツが欲しいんですけど」 「どういったパンツをお探しでしょうか?」 「何て言うんだろう。あの」 「トランクスかしら?」 「トランクスは開放感がありすぎて」 「そう言いますよね」笑 「もっと引き締まった感じの」 「じゃあブリーフかしら?」 「ブリーフは、あのぅ。蒸れるんです」 「そう言いますよね」笑 「その中間みたいな」 「ああ、あれですか。なんて言ったかしら?」 「名前が分からないんです」 「ちょっと店長に聞いてみるわね。 店長ー! このお客さん、ぶらぶらせんで、インキンにならへん、 ボクサーブリーフ探してはるでぇー! え? うちは牛丼屋? しまむらは隣やて? てか、お前誰やて? ほんまや。うち誰やろ?」
下着売り場 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 675.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-01
コメント日時 2024-04-17
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一見すると愉快なコントみたいに見えるんですが、それでいてラストの数行で読み手側に不安を感じさせる底知れなさがあるなと感じました。足場が揺らぐというか、詩を読んでいた自分の座標が突然どこにあるのか分からなくなるというか。ただ滑稽な物語として読むには「ほんまや。うち誰やろ?」から滲む「虚しさ」みたいなものが怖くて怖くて、軽く笑った後になんだか自分の周りをキョロキョロ見回してしまう。自分は本当にここにいるんだろうか?いう感覚に襲われる。乾いた文章も相まって、すごく読み手の世界認識を問うてくるような作品に感じました。
0店長とかお客とか牛丼屋としまむら、そういう何かを連想させる言葉はたんじゅんな面白さ、理解にはなるけど。いっそ物や人の名前をカギカッコすら消してしまえば、謎が、さらになぞをよび、最終連の気味悪さも際立ち、詩としてのおもしろさになると思うのですわー
0これはどういう作品なんだろう!笑 でもなんかちょっと、ちょうどパンツの話、だれかに聞いてもらいたかったんですけど、なんかボクサーパンツってすごい流行ってますよね。まえにたまたま百貨店の下着コーナーみたいなのを歩いてたら全部ボクサーで、富裕層は軒並みボクサーなのかと思いました。。。すみません!! 全部セリフの作品って、なんかいいなと思うのは、ラジオの合間のCMを思い出すからなのかな
0ホラー映画みたいな雰囲気で好きです。日常の中でふと浮かび上がってくる、今までの認識の崩壊、、そしてそれがずっとそこにあったって思うとさらに不気味に感じられます。
0落語的ナンセンスですね。底知れない。
0こんにちは。 深読みのような。自分は何も考えずに書きました。
0こんにちは 確かにカギは書かない方が良いかもですね?
0こんにちは 考える必要はありません。ただ流れに身を任せれば良いんです。キンチョーかどこかのラジオCMでそう言うのありますね。
0こんにちは。ホラー映画ですか。そう言うのを書いたつもりはなかったんですが、受け取り方は人それぞれなんですね。
0そこかも知れないです。
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