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穴
人生には、穴がある いつだって、すっぽり入る 一度入ると、抜け出す術はない 周囲の人が通り過ぎる中、誰にも気付かれず、私の足元から深く深く沈んでいく 抜け出せない穴 孤独という穴 穴の中の人生を嘆く 終わりたくない 終わりたくない 穴の中の人生よ 手のひらに力を込め、 ぐっと心に意識を向けた 立ち止まり、 静かに、静かに、私の世界を見た じっと見る 穴の中には世界がある まだ見えない私がそこに存在する世界 私の意識はそこの私へと向かう 穴は新たな世界への入り口 まだ知らない、私という存在への入り口
穴 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 519.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-29
コメント日時 2024-04-01
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これは性別関係なくある話ですが、 思春期になるあたりから、 「ほれほれ」と性器を他人に見せつける、 という現象がおきる。 リビドー発達段階でいうところの「男根期」。 個人的な体感だと、 むしろ女性の方が傾向として色濃いと思うのですが、 この詩から感じられるのは、まずはそういうものでした。 「萎える」という人も多いでしょうね、 わたしは嫌いではありません。いい詩です。
0穴ですか。まだ知らない私と言う存在への入り口と言われれば、何か光明があるような。穴の中にある世界とは何か。すっぽり入ると言うフレーズ。すっぽり入るのは何か。私自身?誰か違う人が?抜け出せないと言いながら、ネクストワールドを提示しているようなそんな雰囲気をこの詩に感じました。
0救済措置を待てるほど、現実は甘くないですよね。 穴に落ちたなら、その落ちた先で新たな未来を紡ぐ。自力で這い上がったり、他者の手が差し伸べられるような展開じゃなくて、私は好きです。 ただ、穴の中での人生を受け入れるまでの過程を、もう少し盛り込んでみてほしかったなと。それほど強くなれる人間はそう居ないと思いますので……もう少しドラマのようなものが欲しかったです。
0不思議の国のアリスを思い出しました。
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