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連詩だよ「全員集合」編集版
美しい胸の痛みを いつまでも抱えたまま 目をつむって買ったキップ 雑踏のなかの透明ないねむり キップを握りしめて 何も見えない 世界でも この物語は続く 声変わりのしていないアナウンス 点字ブロックの凹凸を踏みしめると 短調の記憶が奏でられるのはなぜ? 降りる乗客の中に、指揮者はいませんか 車窓は流れ行く絹織物で五線譜さ バカだな、指揮者は君だよ、と囁く声 心の盲目とモノトーン 無声映画を打ち破ってよ 明滅のホノオと錆びたレールに ゆくさき不明のキップは雑じり また風に流されるハネを持つ キテキの残響に委ねたは誰か 連なる電車音 何処へ向かうのか 飛び交う 風 枯葉 花びら 我が友よ 動くソファーでねむっていたら 体育座りであくびがこぼれた 星は空に隠されていた 砂を落とし、足をあげた
連詩だよ「全員集合」編集版 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 831.5
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-01
コメント日時 2024-03-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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平均値 | 中央値 | |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
参加者一覧(敬称略) 第一連 1.5A 第二連 むたんちゃん 第三連 熊倉ミハイ 第四連 湖湖 第五連 A・O・I 第六連 羽田恭 第七連 1.5A
0今回も、筆者=もじゃおです。 皆様、ご参加いただきありがとうございました^ ^ 今回は皆さんで一つの物語を紡いでいくような、まさに連詩になったなと感じました^ ^
01.5Aさん トップバッターに名乗りをあげていただきありがとうございます^ ^ このままノーコメントで終わったらどうしよう それもまた作品か、などとドキドキしていたので安堵しました 雑踏の中の「透明ないねむり」 という表現が今回の世界観を導いたように感じます。 そして、素敵な締めをありがとうございました^ ^ なんとなく、いねむりからさめたのかな?と感じましたが、でもどうなんでしょう??
1むたんちゃんさん 連詩にご参加いただきありがとうございました^ ^ シンプルな4行 3行でも書ききれそうな内容を 4行で展開する事で 広がりと、 4行目に意志が乗った感じがしました^ ^
1熊倉ミハイさん 連詩へのご参加ありがとうございました^ ^ 世界線が一般の現実からずれ始め より詩的な雰囲気が漂ってきました 点字ブロックを踏む動作が楽器演奏につながるイメージは今まで考えた事がありませんでした 素晴らしい発想ですね^ ^
1湖湖さん 連詩へのご参加ありがとうございました^ ^ 1行目の表現が歌の歌詞のようで 物語が動き出しそうで さあ、次は誰が連なるのか ワクワクしました^ ^ なんとなくメッセージが読み手にも向けられているように思えるところも自由参加の連詩という前提があってこそだなも思います。
1A・O・Iさん 連詩へのご参加ありがとうございました^ ^ 美しい調べに心がほわっとしました。と、言いたいところです。 1行目、「明滅のホノオ」と「錆びたレール」がリズム感を作り出します。「明滅」「錆びた」「レール」に対し「ホノオ」が違和感を醸し出し読者のソウゾウ力をかきたてます。 2行目、「ゆくさき」は「不明」、「キップ」は「雑じり」 3行目、風に流される「ハネ」とは。。。 4行目「キテキ」以後余韻をもたせ着地 読みやすい中に違和感、解釈の余地が散りばめられ「そうそう、詩と文章の作法の違いってこういう所ですよね」と。 私だけのこの4行に想いをはせる結果、心がほわっとするのです。 ありがとうございました^ ^
1羽田恭さん 連詩にご参加いただきありがとうございました^ ^ 私の家庭の事情により個別コメントの作成もうしばらく遅れます。 申し訳ないですm(_ _)m
0変化が楽しい。
1羽田恭さん 改めまして、連詩へのご参加ありがとうございました^ ^ 列車に乗っている視点でも どこかから列車を見ている視点でも 受け取れるなと思って、読み返しながら楽しんでおります。 ありがとうございました^ ^
0コメントいただきありがとうございます^ ^ 人を変えながら少しずつ動いていく物語。 私も楽しませていただいています^ ^ いつか、20人ぐらいで出来たらいいなと思ったりします。
0全部まとめて投稿したかったのですが、ちょっと時間がとりきれず申し訳なかったです。 参加者の方も通りすがりの方も、自由なご意見ご感想お待ちしております^ ^
0ご編集ありがとうございます。参加してみたいなと思いつつも、幻想的なテーマが多く手が出せずだったのですが、初連からだったらいけるのではと思い、参加させて頂きました。イメージを繋げて下さる方、変化を加えて下さる方がいらっしゃって、連詩の面白さを知ることができました。最後、四行で落とすのが難しくて消化不良感がすごくあるのですが、→電車に揺られていて、起きるといつのまにか海辺に座っていて、海や空をぼうっと眺めながら、そうしていることに気づいたとき周りがふと真っ黒になっていて、風によって積もった砂を払ったら、日常に立ち返っていく。そんな感じが書きたかったと弁解させて下さい。また参加できる機会がありますこと、願っております。ありがとうございました。
1なるほど!初連からだからこそ参加できる事もあるのですね^ ^ 企画側に回ると初連ってハードルが高いように思えますが、自由に書けますもんね。私は初連からすごい人来たな、と思った見ていて締めも書いてくださったのでさすがだな、と思うばかりでした^ ^ 自分の書いた連から物語が転がってどうなっていくのか、これを楽しめるのは書いた者の特権ですね! 最終連の雰囲気、なんとなく伝わりました。皆さんの目にどのように映っているのか楽しみです^ ^ 来月は超多忙につき、枠をこさえたとしても参加者一覧までしか書けないと思うんです。 tasakiさんの復活と もじゃおが暇になるのと どなたかやってくるのと どう転がっていくのか、 と
1今回のものを読んでみて、切符だけはしっかり心に持っているのに結局ぼんやりとそれぞれのまどろみみたいなところに立ち止まってしまうような、どこかへ決起させられるものではなかったという、皆さんそういった方向に見えましたが、最後1.5Aさんがさらっと収めてくださったので、あの少ない言葉でどう解釈するか余地が広がった気もします。自分は書いてから前をなぞっているだけな事に気づいてしまって、やっちゃったなと思ったんですよね。連詩を行うときにやはり転じるのは難しいなと、実感しました。連詩枠ありがとうございました!
2穏やかに、丁寧に、展開していきましたね。物語を動かそうとすると意を決して動き出す人とその流れに乗ってくれる人が何名か必要だと考えるのですがなかなか難しい。初連の印象が大きく影響するのと、動き出す人が出てきてもスピード感を持って乗っていく人が出たり出なかったり。 先に参加者を募集して、順番を決めてスタートするとまた違った展開になってくると思うので、月初に募集して1人3日ぐらいの締め切りで月末に向かって紡いでいったりするのも面白いかもしれませんね^ ^
1今回も参加させていただきました。企画、ありがとうございます。 お褒めの言葉、ありがとうございます。自分としましては、駅というのはやはり喧騒がある(都市部に住んでるからでしょうかね)イメージだったので、第一連、第二連のうとうととする展開から変えたいなと思ったんですね。 ただ、単なる喧騒を描くのではありきたりなので、「何も見えない」というのなら、音楽に頼ろう、と。そんな思考プロセスでした。 直後の湖湖さんの連が好きですね。「バカだな、指揮者は君だよ、と囁く声」の行は、単純なのに予想にしていなかった言葉だったので、やられた、と思いつつも快感を感じる不思議な体験をさせてもらいました。 ありがとうございました。
1第三連から流れが変わった感じは確かに感じられたのですが「喧騒」のイメージがあったんですね! 私は仕事で全国を転勤するので、3分に1本から1日数本までいろいろな駅のホームに立っておりますが熊倉ミハイさんの連はけっこう普遍的に感じていたのです。 短調なところもオシャレだなと思いました^ ^ 湖湖さんの連も洒落ていて、勢いがあって良かったですよね^ ^ 連詩ならではの楽しみを受け取っていただけているようで企画者として嬉しく思います^ ^
1皆さん、素晴らしい表現ですね(・∀・)★勉強になります!
1コメントいただきありがとうございます^ ^ 特にお気に入りの部分などあれば教えていただけるとなお嬉しいです^ ^
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