すべて 消してしまわなくてもよかった
やけにあかるいあなたが 僕の手をひき 四海埋め尽くす 麦を踏んでいく なぜ あなたの 頬に 赤い雨が 降りつづけるのか からっぽになった こころでは おもいはかれないが それでもいたましく かんじてしまうのは からっぽ とは 無 ではなく また なにかの 感情 なのかもしれない
そこに行くまでの
燃料を飲む
そこに行けるのならば
毒薬ですら
ココナッツの味がした
知らないうちに
知らない顔が 増えていき
僕も君も 知らない言葉に 傷ついていく
知らない季節の顔をして
あなたは 助手席に乗る
「あなたは間違えている。
これは修学旅行には行きません。」
「好きな娘とかいるの?」
「あなたは間違えている。
これは修学旅行には行きません。」
作品データ
コメント数 : 7
P V 数 : 578.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-12-03
コメント日時 2023-12-05
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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閲覧指数:578.2
2024/11/21 23時13分50秒現在
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フィリピン?でしょうか。 如何にも昭和的な濃厚な情緒がにじみでている。 これはこれでいいのでしょうけど、個人的な好みとしては こういうものを抑えて、ふつうに書かれておられた さりげない文章からにじみ出る詩の結晶といっては大げさですが そのようなものが好みです。
0これは修学旅行には行きません。 変わった日本語だ。
0タイトルと「四海埋め尽くす 麦を踏んでいく」というところから、進撃の巨人の「地鳴らし」を追い浮かべました。 「いたましく」「からっぽ」という言葉が、どこか主人公のエレンの心情を表しているかのように思えたからかもしれません。 「そこに行く」「これは修学旅行には行きません」というところが意味深長な感じで、何を指し示しているのかいろいろと想像してしまいます。 不思議な感じの詩ですね。
0訂正:追い浮かべました。→思い浮かべました。 失礼しました。
0こんばんわ。 ああ、なるほど。 好みの話ですね。 さりげない文章からにじみでる詩の結晶。 これは結構、書くのが難しいですよね。 どこかでどうしても計算がはいると、さりげなくはならず、虚心に書くと凡庸なものが並んでいくのかもしれなくて、こう次の言葉が計算できてしまう詩だとどうしても面白がれないといいますか、書いていてノッてこないといいますか。 にじみでる詩の結晶というのは、その人間の虚心な人柄なんだろうか。 なんてそんな事を考えました。 コメントしていただきまして、ありがとうございます。
0こんばんわ。 変わった日本語です。 たぶん、僕の人生の中で誰かに言われる事がないであろう日本語ですね。 読んでいただきましてありがとうございます。
0こんばんわ。 進撃の巨人。 友達が薦めてくれます、熱心に。 でも最初あたりで止まっています。 気になってはいるんです。 でもなぜか、最初あたりで止まっているんです。 エレンはもちろん知っています。 ただ「地ならし」というキャラクターを知りません。 これ、中盤くらいに出てくるキャラクターですかね? たしか、僕が読んでいるあたりだとまだそういった名前のキャラクターは登場していなかったような、、、 友達も熱心に薦めているので機会があればまた読みすすめてみようかな。 作品、読んでいただきましてありがとうございます。
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