Identity - B-REVIEW
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Identity    

わたしはわたしであるとわたしは言えるけれど あなたがあなたであるとはわたしは言えない 石ころがほんとうに石ころだけなのか 水はただ水であるだけなのか もしあなたがあなたでないとしたなら もしみんながみんなでないとしたなら わたしはひとりぼっちなのだろうか あなたがあなたであるための核がある 石ころが石ころだけであるという核がある 水は水だけであるという核がある はたしてそれは正常なのだろうか?



Identity  ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 781.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-16
コメント日時 2023-09-16
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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前衛性00
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閲覧指数:781.5
2025/04/12 13時34分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

Identity  コメントセクション

コメント数(3)
もじゃお
もじゃお
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(2023-09-16)

終盤までは2行1連のリズムだなぁと思ったのですが 1行ずつ1行として存在していることもまたIdentityの問題なのかなと思いました。

1
エイクピア
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(2023-09-16)

もしかしたら遠回しにアイデンティティクライシスを言って居るのかもしれません。一行目でわたしがわたしであるとわたしは「言える」けれどと言っているので表面上は危機的な状況ではないのかもしれませんが、「あなた」や「みんな」「水」「石ころ」などを使って私を試しているような。そんな気がしました。最終行の問いが印象的です。

1
田中恭平 new
田中恭平 new
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(2023-09-16)

端的な表現ですけれど、思想、思索として考え出すときりがなくなりそうな・・・。 その、僕は病み上がりでして、こういった思想、思索の詩といいますと まるで刃のようなのですね。モロに引き受けてしまったらたいへんなことになると。 でも、いつかはその、考えていきたいような、そんなテーマでして。 読後感としてはやっぱり、考えなきゃならない、負担を負う点、悪いのですけれど いや、人を選ぶのかなぁ・・・。 その端的シンプルな表現という角度でみて、うつくしいなともちらほら思いました。

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投稿作品数: 2