インソムニア - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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インソムニア    

席は8つあるんですね 警部が聞いた はい、気になりますか? 確かに亡くなっているのは7人で一つ空いてはいますが… … もしかして8人目のあてがあると言う事でしょうか? 地元の刑事が尋ねる あてがあると言うか、到底信じられる話ではないが僕はそんな信じられない話を一応潰していく役目なんでね つまり右回りで右側の人物の頸動脈にナイフを突き立てている、単純に考えて正気の沙汰ではない しかし狂っているとも言い難い、あまりにも 其れに至るまでの行動が整然としすぎている 全員が被害者で、加害者でもあるこの状況 何か… … 警部の言葉が切れる 死の直前の行動を操れる? 地元の刑事の1人が呟く いや、俺アニメとか好きでなんというか こんな不可解なアニメ見た事があるなって そのアニメとは? 警部が尋ねる いや、何となくデスノートって言う日本のアニメがあって、それに似てるなぁーって 刑事が少しオドオドした態度をとる 確かに、この事件には未だ動機のカケラも見つかっていない しかもこの辺鄙な村まで最大一週間かけてたどり着いた被害者もいる、コレらを考えるに まさにアニメでも観ているような、 見せられている、まあ悪魔みたいな存在がいるとすれば正にコレは見せしめのような 警部の携帯電話が鳴る アフリカの田舎の方だが電波環境は整備されているみたいだ。 電話を終えた警部の顔が曇る どうしました? コレより更に状況が悪くなるなんてあり得ないでしょう?刑事が尋ねる いや、最悪に最悪が重なった、というより 本当に悪魔の仕業かもしれない この事件の可能性を示唆してくれていた8人目の被害者だったかもしれない人物 彼は、所謂閉じ込め症候群の患者だった 私は彼とのやり取りの中でこの事件の起こる可能性を知り、捜査していたのだけど それは結局は間に合わず、そして8人目の彼の病室にさっきセスナ機が突っ込んできた、 病棟ごと消えてなくなっている 悪魔的な所業だが、確率の範疇で言えば全く起こり得ない事でもない、どう解釈すれば良いのか… … それと其々の被害者が書いている文字 右側から死亡した順番に繋げると AreYouGonnaGoMyWay 警部は空を仰ぐふりをする 空は晴れてはいたが若干の雨も降っている 変わった天候だった


インソムニア ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 780.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-01
コメント日時 2023-09-08
#現代詩 #ビーレビ杯不参加
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:780.3
2025/04/12 13時34分03秒現在
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    作品に書かれた推薦文

インソムニア コメントセクション

コメント数(2)
橙色
橙色
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(2023-09-08)

サラッとした文体で心地よく書かれているんですが、その内容はかなり悪夢然としていてあえてドロドロのタッチにしなかったところに品の良さのようなものを感じました。タイトルのインソムニア、不眠症と言う言葉と奇妙に展開されていく夢のようなイメージ。それらの取り合わせに、少し背中が寒くなるような不気味さを感じるのも好きです。

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吸収
吸収
橙色さんへ
(2023-09-08)

コメントありがとうございます 全然コメントつかなくてガクってしてたので嬉しいです ちょっとストーリーと言うか物語り風なんで部分的な感じなので訳がわからないとは思うのですが、 雰囲気を捉えてくれたみたいで 嬉しく思います 今日にでも少し続きを書いてみようかなみたいな気持ちになりました

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投稿作品数: 2