ドブとパイン - B-REVIEW
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ことば

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ドブとパイン    

酒を垂らせば夏なら午後糸をひいた衣類とともに自分自身もほぐしていくその中心に立つのはおじさんだったけどどこまでも短い会話で詩をつくる人になりたいなああとかええとかそれなとかとかなとか日のながさとおなじになった会話がいつまでもみじかい夕立のようだとかなわたしたちの口からは逃げ出せない比喩たちがドブ川をわたる一歩踏みだす旅に出るのなら表現としてはパインがいいよそうだきっとパインがいい パインパイン雨戸をひっぺがえそうと耳をつんざくような音を立ててわたしはこわいざらざらして固いおじさんもそのせいでときどきひどい熱をだすだからわたしは呪っているそうして咲かない花があった町の医者たちはどもりのような診断をして不安のせいだと願っていたおじさんとおじさんとおじさんどのおじさんもどのおじさんとも違って相変わらず話したことを覚えていなかった詩のせいでドブまるでパインそのものじゃないかとかな



ドブとパイン ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 1104.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-22
コメント日時 2023-08-23
#現代詩 #ビーレビ杯不参加 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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叙情性00
前衛性00
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 エンタメ00
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閲覧指数:1104.7
2025/04/12 14時12分49秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ドブとパイン コメントセクション

コメント数(8)
入間しゅか
入間しゅか
作品へ
(2023-08-22)

読点とか改行がなくて詰まりながらも、ついつい読み進めてしまう作品だと思いました。で、詩としてはどうなんだ?と言われたらなんとも言えませんが、面白いなと思いながら読んだのでその時点で価値があると思う。何様やねんって感じですが、そんなふうに思いました。

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よんじゅう
よんじゅう
入間しゅかさんへ
(2023-08-23)

お読みくださりありがとうございます。なかなか読みづらかったですね。書いた本人もときどき詰まります。反省!

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田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-23)

おはようございます。 非常に読者として置いて行かれている感があるのは やはり行分け詩を選択されていないからでしょう。 酒を垂らせば 夏なら 午後糸をひいた衣類とともに自分自身もほぐしていく その中心に立つのはおじさんだったけど どこまでも短い会話で詩をつくる人になりたいな ああとかええとかそれなとかとかなとか 日のながさとおなじになった会話がいつまでもみじかい夕立のようだとかな わたしたちの口からは逃げ出せない比喩たちが ドブ川をわたる一歩踏みだす旅に出るのなら表現としてはパインがいいよ そうだきっとパインがいい と、行わけしてみたらそれは可読しやすいのですけれど まあ、ネタバレになっちゃっているのですけれど その「語り」に重きを置いているからロングブレスで延々もってゆく形になる? その多分、他の作品との差別化を図っているかっていうと違って まあ、それも含みつつ違って その、個に直立する「語るわたくし自身」を推したいからだと思うんです。 それはおじさんなんかを語ることによって「わたくし自身」についてはほぼ 語っていないのですけれど その文体に於て、ひそやかに「わたくし」を推す。 それはなんでかって言ったらその語りたいわたくし、表現したいわたくし がありつつ、その表現したいもの、って言ったら抽象的っていうか 大仰に掴めば、希薄だ、ということが言えると思います。 まあそのパインなり、おじさんなり、私のフェティッシュで言えば これは面白いのですけれども。 非常に興味深く読ませていただきました。新感覚。

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入間しゅか
入間しゅか
よんじゅうさんへ
(2023-08-23)

いえいえ、言葉足らずですみません。つっかえてしまう読みにくいさがこの作品の味になってると思ったんですよ。なので、ついつい読めちゃうんですよ。

0
三浦果実
作品へ
(2023-08-23)

そうですね、最近のネット詩で好評な作風に本作を読んで思うんです。それ、どこがやねん?って言われてしまうとね、具体的なことを示すのに困ってしまうのですが、例えば、語句の連続。異化作用というのだったかな。同じ語句がループされることによって、言葉の意味性が別物に変化するらしいです。それがレトリックなのかというと、なんかちょっと違うようにも思うんですよね。 そういう観点からすれば、読みやすく、脳内快楽あるし、この場の空間でウケる「おじさん」というネタあるし、という、場に合わせた作品としては、秀作かもしれません。

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よんじゅう
よんじゅう
田中恭平 newさんへ
(2023-08-23)

お読みくださりありがとうございます。おもしろいと言っていただけたので投稿してみてよかったです。

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よんじゅう
よんじゅう
入間しゅかさんへ
(2023-08-23)

書いた本人も詰まってしまうのに反省しなくても良いってマジ⁈再レスありがとうございました!

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よんじゅう
よんじゅう
三浦果実さんへ
(2023-08-23)

お読みくださりありがとうございます。どんな返信をしたらいいのか考えたのですが。と、とりあえず今回はにやにやしときます。

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投稿作品数: 3