懺悔と告解 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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懺悔と告解    

白々しいと私を責め立てる女はいう。 そうかも知れない。彼女の言葉にはむき出しの本音がある。彼女の振りかざす正義こそ、多くの人々にとって真実かも知れない。それは真夏に降り注ぐ灼熱の太陽。その眩しさに思わず私は暗がりへと駆け込み、朝日を避けて、毎日生きようとする。マイナス100℃の狂った熱と放射線。濡れてに泡のかきくけこ。ここは何処だと、なにぬねの。愛燦燦と降り注ぎ、この身を照らすのみ。 愛は幻想の中にある。その理性に包まれた世界を守ろうと懸命に努力してきた人々がいた。建前を懸命に守ろうとするその試みを白々しいと罵倒するなら、その通りかも知れない。 貴方も私たちと同じ、もしくはそれ以下のクズ野郎だと罵倒し、その証拠を見つけるために着ぐるみ全てを剥がし、奪い去って、そっと聞き耳を欹て、漏らさず全てを覗き見、調べ上げようとするその野蛮な試み。 正義がこの国でのたうち舞う。教会の鐘が鳴り響き、雷が落ちて、嵐が吹き荒れる。それでも人々は懸命に理性を保ち 「大丈夫、心配ないから」 と言い続ける。 「どけよ!」 と足をあげる人もいる。下品なる我が祖国。ここは正に、ニューアメリカンと化した島国。神に見放された国、日本。この歪み、汚れ切った大地に、英霊への追悼を込めて私、今夜も懺悔します。


懺悔と告解 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 653.9
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-07-03
コメント日時 2023-07-11
#現代詩
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:653.9
2025/04/12 11時36分55秒現在
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    作品に書かれた推薦文

懺悔と告解 コメントセクション

コメント数(2)
よんじゅう
よんじゅう
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(2023-07-11)

タオルケットって知ってますか?夏場はぼくそれをかけて寝ています。お腹なんか冷やしちゃうと大変ですからあなたにもそっとかけてあげたいです。

2
鷹枕可
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(2023-07-11)

色々と、倒錯しており面白いと。 神国日本の起源はヨーロッパにあり、と思わずにやりと致してしまいました。皮肉が利いております。

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投稿作品数: 1