四方山話
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piece of miracle
夜から 風が逆巻いて 白い光の中で あの日の僕が1人だったこと 知って 詩って 綴じて居た 血が散って 逝って 永遠にも似た光の中で って コーヒー飲んで 仔犬あやして ふと水に墜ちて 少年ニンフと故意に墜ちて 君のアイが子宮だったみたいな その狂おしい羊水の中で 私 誰だった ？ 知る時には 目を開ける時には 口を開く時には もう去って居るのに 木を這う蟻に涙のような羽根が生えてて 風呂場の静寂には孔雀の震える睫毛が息を殺してて 触れようとすると 高鳴って 君の寂しさを洗う言葉とか 君の悲しみを洗う言葉とか 君の傷を洗う言葉とか 君を洗う言葉とか 大虐殺とか 失ったもののこととか 何も失われて居ないこととか あの日の絶望や 絶望で組み上げられた世界や 苦い認識 欲望性の観念性を張り巡らされた肉片 その上を降る 雨 花や脳や海やギターのストラップやバイブや君の腕や折れた枝や数式や爆発音や犬の睾丸や昨日の傷や精神の病や松屋の牛丼や君の眠りや唄や血塗れのナイフや絵筆や女子アナや踵や凄く長い髪や誕生日にあげたユニコーンのチャームや涙や不意に光る瞳や 星を読んで 呼んで スマホ光らせて 虐殺 だから もう1度 獣になって 穢れきった君に触れるよ 言うよ おはよう
piece of miracle ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 4
Ｐ Ｖ 数 ： 939.0
お気に入り数： 0
投票数 ： 1
ポイント数 ： 0
作成日時 2023-06-08
コメント日時 2023-06-23
Ｐ Ｖ 数 ： 939.0
お気に入り数： 0
投票数 ： 1
ポイント数 ： 0
作成日時 2023-06-08
コメント日時 2023-06-23
#現代詩
| 項目 | 全期間(2025/04/12現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
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- 作品に書かれた推薦文
piece of miracle コメントセクション
コメント数（4）
こんにちは。 感性の鋭さを感じさせる詩ですね。 「木を這う蟻に涙のような羽根が生えてて 風呂場の静寂には孔雀の震える睫毛が息を殺してて」 「苦い認識 欲望性の観念性を張り巡らされた肉片 その上を降る 雨」 というような表現にその鋭さが感じられます。 ただ、虐殺という言葉が二度出てきていたり、昨日の傷、精神の病、血塗れのナイフといった言葉があったりするところを観ると、高すぎる感受性に苦しんでいるような印象を受けました。 数少ない秀逸な作品の一つだと思います。
0うーん、何かをイメージすることはできませんでした。ただネガティブな印象は受けます。 「夜・血・逝・墜・殺・寂・悲・傷・大虐殺・失・絶望・肉片・雨」といった漢字が出てくるからでしょうか。 でも「花や脳や海やギターのストラップやバイブや君の腕や折れた枝や数式や爆発音や犬の睾丸や昨日の傷や精神の病や松屋の牛丼や君の眠りや唄や血塗れのナイフや絵筆や女子アナや踵や凄く長い髪や誕生日にあげたユニコーンのチャームや涙や不意に光る瞳や」が対照となるのかというとそうでもないようで、難解です。
0書いてある言葉やその意味や、その言葉で組み立てられた物語よりも、組み立てようとしているマインドが精いっぱいで、心地いい。
0失なったもの、何も失われて居ないこと。イメージが様々に浮かび、私も何か書いてみようという気にさせられます。
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