罪を一人だけで背負って - B-REVIEW
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罪を一人だけで背負って    

the world is cruel 雷のような言葉を小さな実に詰めよう 悪意の仕込まれた種を返そう 恰好と心掛けが悪い蛇 残酷に刻まれ心の中に雨を降らせ続けた時間 統べる声を残して辺りが暗くなり 全て失われた the competition is a joke 永遠に続くような下り坂 ダンスホールで英雄がツーショットを頼まれる 残された時間は短い 話はできない 口がない 締まりがない悲劇 笑いを欠いて延びる道路 time flies like an arrow それは開いた口を通り過ぎるんだ 初めから目標にすることさえあきらめていた 泉のある公園で 見た姿 私の心の現身よ もっと良い時があっただろう 共に夢を語りたいのに 吸い込まれるように高い空は ずっと変わらない揺りかご 悲しみを消そう 行けよ話の最後をつけに 泣いても戻らないけど忘れられない 絶望が希望へ 光を放ちつつ替わる 全ての愛を身に受けた 時の進行の中で輪郭が掠れていく 伝えてくれと頼まれた ほかの誰にも言われたことがないことを


罪を一人だけで背負って ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 894.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-12-17
コメント日時 2017-12-27
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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構成00
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閲覧指数:894.8
2025/04/11 05時05分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

罪を一人だけで背負って コメントセクション

コメント数(7)
三浦果実
(2017-12-17)

投稿ありがとうございます。 吸い込まれるように高い空は ずっと変わらない揺りかご 悲しみを消そう この表現いいですね。揺りかごから空をみている視点がありながら、語り手の現在の心象へ引き戻すようで。 タイトルもいい感じで。 短文コメントですが、一旦トップに上げます。

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黒髪
(2017-12-18)

三浦果実さん コメントをありがとうございます。記憶のイメージは、バラバラになってまとまりを欠いているかもしれませんが、 詩として言葉に面白さを持たせたいと思っています。完成度は低く、意味不明になりがちであるかもしれません、 でも、妄想系であっても、ご指摘いただいた三行の様に、安らかな効果を持たせられたところもあっただろう、 と思っています。「ずっと変わらない」ということを、言語化したかったのです。メッセージを内に閉じこもらせず、 言葉にしていきたいものだと思っています。

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李沙英
(2017-12-18)

こんばんは、宜しくお願いします 出だしからインパクトのある強い語を出しビックリし思わず「おお」っとなりました 強くてしかし刹那的でかっこいい詩ですね とてもよく整えられていて頭の中で情景が形成されやすく スッと溶け込んでいくようにすんなり気持ちに入ってくる詩だと思いました。

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黒髪
(2017-12-18)

李沙英さん こんばんは、よろしくどうぞお願いいたします。 語は、いろいろ凝ってみました。それは割とできるのですが、全体のまとまりが不明になりがちです。 「おお」って思って読んでもらえ、うれしいです。 「刹那的」、そうですね、言われてみればまさに。とてもためになる評を、ありがとうございます。 お気持ちに触れられる詩であったなら、少しうまくなったかもしれませんが。 いま、いじめについての本(『いじめ考』別役実、芹沢俊介、山崎哲)を読んでいるのですが、 演劇について少し学んでみようと思っているのです。

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黒髪
(2017-12-18)

追記 李沙英さん コメントをありがとうございました。

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百均
(2017-12-27)

好きですね。凄く読みやすい。でも僕がコメント出来る事もない。それは悪い意味ではなく、僕の言葉は本作の言葉より貧弱だと思わされたからなんですが。英雄になぞられているのも、ある意味ベターですが、そういうイメージを借りながらも最後の帰結の部分、 >行けよ話の最後をつけに >泣いても戻らないけど忘れられない >絶望が希望へ 光を放ちつつ替わる >全ての愛を身に受けた >時の進行の中で輪郭が掠れていく >伝えてくれと頼まれた >ほかの誰にも言われたことがないことを メチャクチャかっこいいです。

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黒髪
(2017-12-27)

百均さん コメントくださりありがとうございます。 読みにくさはとても自分の中では最近ネックだったこともあり、読みやすいと言っていただけてありがたいです。 ぼくも、たくさん迷って、あの詩人のスタイルが正しい、やっぱりこっちがいいと、うろうろ迷ってしまいながらやってきたんですよ。 最後の連は、カッコよさを追求したもので、評価していただけて嬉しいです。

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