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小さいころ
洗面所のタイルきれいやわ あれ、かのちゃんがかえてくれたんや かのちゃんええ子やね でもな かのちゃんビー玉みたいに目ぇきらきらさせながら虫殺すんよ 虫くらいしゃあないよ、虫嫌いやったらそうなるんちゃうん そうかなぁ やっぱあたしラムネ買ってくる! もしな あした地球が滅びたらどうする? えぇ、そんなん分からんわ なにもせえへんのちゃうの そんなことないやろ、やっぱおいしいもん食べたいわ あたしは、空とびたいなぁ 空かぁ 大人になったら わたしらどうなってしまうんやろ どうもならんよ どうもならんのよ
小さいころ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 820.9
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 25
作成日時 2023-05-03
コメント日時 2023-06-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 10 | 10 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 15 | 15 |
総合ポイント | 25 | 25 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 10 | 10 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 15 | 15 |
総合 | 25 | 25 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>大人になったら わたしらどうなってしまうんやろ どうもならんよ どうもならんのよ 大人になっても何も変わらないなのか、大人になってもどうにもならないなのか。そういう事を考えました。
0こんにちは。」 作者の小さいころの話でしょうか。よく読むと大人のツッコミが入ってるように読めますね。突然「やっぱあたしラムネ買ってくる!」というフレーズが入っていたりしていい感じですね。子供は空に憧れますよね。でも最終連の「どうもならんのよ」と大人の諦観のような現実が入る。こどものセリフに癒されます。
0コメントありがとうございます。わたし自身これをどういうふうに終わりに持っていけばいいのか分からずに大人になったら的なことを書いたので、不安だったのですが、いろいろと感じてくださったようで大変嬉しいです。
0やっぱあたしラムネ買ってくる! はわたしも結構気に入っています。自分で言うのもなんですが笑。子どものときの繊細で鮮やかな世界観を書ければいいなと思い頑張りました。コメントありがとうございます。
0たけだたもつさんへ 「失投」のコメント欄から来ました。全部読みました。 「この詩を読むと、子供あるあるよりも、もっと深い、暗い暗い、人間特有なのかそれとも生物全般的なところなのかわからないけれど、どこかに刻みつけられた何か、にたどり着いて、それでざわざわするのかなあ、とか。」 ビーレビューで投稿するようになってから一番嬉しいコメントでした。ほんとうにありがとうございます。わたし自身、人間のものなのか、なんなのか分かりませんが、あからさまな暗さじゃなくて、もっともっと暗い暗いことを感じることはすごく自分の考えを変えるといいますか、見ているものを変えると言いますか、そういった意味でそれらを知ることが好きです。この「小さいころ」を作った日、まさにそういうものを感じて、感じ取ったことがすこしでも伝わったらなとこれを書きました。もっとうまく伝えられたらいいのにと思いましたが、なかなか難しく、あまり満足できていません。またそういう機会があったら書いてみたいなと思っております。読んでくださって、そしてこの詩になにかを感じてくださってありがとうございました。うれしかったです。
0たけだたもつさんへ 「失投」のコメント欄から来ました。全部読みました。 「この詩を読むと、子供あるあるよりも、もっと深い、暗い暗い、人間特有なのかそれとも生物全般的なところなのかわからないけれど、どこかに刻みつけられた何か、にたどり着いて、それでざわざわするのかなあ、とか。」 ビーレビューで投稿するようになってから一番嬉しいコメントでした。ほんとうにありがとうございます。わたし自身、人間のものなのか、なんなのか分かりませんが、あからさまな暗さじゃなくて、もっともっと暗い暗いことを感じることはすごく自分の考えを変えるといいますか、見ているものを変えると言いますか、そういった意味でそれらを知ることが好きです。この「小さいころ」を作った日、まさにそういうものを感じて、感じ取ったことがすこしでも伝わったらなとこれを書きました。もっとうまく伝えられたらいいのにと思いましたが、なかなか難しく、あまり満足できていません。またそういう機会があったら書いてみたいなと思っております。読んでくださって、そしてこの詩になにかを感じてくださってありがとうございました。うれしかったです。
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