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西日
いもうとが欲しい という娘 お父さんがなくなったから お母さんの中のタマゴは孵ることはないんだよ と 説明しても 娘は解らない そんな娘にお人形を与えた やがて始めた 姉妹ごっこ あのひとが 天の上から そんな娘を見守るように あたたかな西日が射してきた 母娘 ふたり暮らしのアパートの窓
西日 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1095.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-02-28
コメント日時 2023-03-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 どこか寂しそうでありながら、 ほのぼのとした暖かさも感じる詩です。 連と連の間が3行分ほど空いていますが、 そこに言葉にできない想いが、 そっと込められているかのようてす。 細かいことのようですが、2連目2行目の 「お母さんの中のタマゴは孵ることはないんだよ と」 というところは、2行に分けた方がいいかもしれません。 その方が、連と連の間を長くとった効果とのバランスがとれると思います。 とても美しい情景を描いた詩ですね。
1こういう素朴な詩が人の心を打ちますよね。 わたしは、こういう詩が好きです。 わざと難しくした詩は、ちょっと受け入れがたい気が私にはします。
1人形と姉妹ごっこですか。「あのひと」が何を意味するのか。まあ娘にとっての父、妻にとっての夫、もう亡くなって居る、と言う事でしょうが、母と娘の二人暮らしのアパートが、もしかしたらこの詩の続きを書くとしたら、主人公的な意味を持つのかもしれません。
1いいですねえ。 言葉も平易で好ましいです。 もう少し、言葉を難しくする必要はないと思いますが具体的な記載を避けられるとより、多くの読み手に伝わりやすいものになるかと思います。 仮に「娘」という言葉を使わずに書いてみるとすると、などと考えると申し訳なくワクワクします。
1>あのひとが 天の上から >そんな娘を見守るように >あたたかな西日が射してきた >母娘 ふたり暮らしのアパートの窓 ここが >母娘 ふたり暮らしのアパートの窓 これだけの表現だったら 個人的に好きでした。 タイトルがより浮かばれるし 西日が何であるのか 気づいた時の感動が大きいからです
2こんにちは。 コメントありがとうございます。 実際に、娘にきょうだいが欲しい、と言われて生まれた作品です。 諸事情により、それは叶いませんでしたが、ほのぼの、という印象を持っていただけて嬉しいです。 ありがとうございます。
0コメントありがとうございます。 私も中々技量がないのか、能力がないのか、難しい文章にはコメントができないでいます。 自分で書くものも然り。 そういうお気持ちを持つ同士、コメントとても嬉しく思います。 お互い切磋琢磨していきたいですね。
0ありがとうございます。 あのひと、とひと言で表すのには色んな情景を含ませてみました。 父親、あるいは愛人かもしれません。 エイクピアさんのコメントによって、詩世界が広がったように思います。 ありがとうございます。 そんなことを、
0すみません、続きです。 そんなことを思い起こしてくださって、私自身の世界も広がった気がします。
0コメント嬉しいです。 この詩の場合、「息子」ではなく、「娘」とした結果、どこか世の中で虐げられている日常を現わしました。 令和になったこの時代でも、婦女子(←言い方に問題があるかもしれませんが)は、まだどこか肩身の狭い思いをしている部分があるかもしれません。 実家にも戻れず、古いアパート暮らしでの生活を描かせてもらいました。
1コメントありがとうございます。 なるほどー。 そうすると、より深みが増しますよね。 読み手のイマージネーションも必要になるかと思いますが、気づいていただけたら、よりよい作品になるかもしれません。 書く手ももう少し精進しないといけないですね。 頑張ります!
0つましい。
1コメントありがとうございます。 自分の作風を模索している昨今です。 もっと皆さまのこころを揺さぶるような作品を書けるように、日々精進していきたいです。
0純真さを大事にわたしも生きたかったですって、読んで思いました。野に咲く花が綺麗だとか青い空が綺麗だと、そう感じたことがわたしにはなくてですね、なかなか詩心(詩を書きたくなる気持ちみたいな意味で)がわからないんです。それならコメントしなければいいのですが、なんとなく気になる作品。こちらの空間では珍しい作風な気もします。
1切ないのに温かい風景が見えました
1コメントありがとうございます。 私自身、詩を書く心情というものが色々変化しています。 何かに感化された時とか、何かに叙情を感じた時に、浮かぶことが多いです。 「詩を書こう」と思って書けたことはないですね。 むしろ、皆さんはどういう状況で書いてらっしゃるのか、気になります。
0ありがとうございます。 切ない、というのは自分の中でも大切にしていきたい感情のひとつです。 かと言って、それを詩に具現化するのも、中々難しいですが……。 たくさん書いて、その中で納得のいくものを披露している昨今です。
0コメントありがとうございます。 比喩表現というものが苦手で、どうしても直喩になってしまいます。 西日、は昔から好きです。 やっぱりどこか古めかしくて、切ない情景ですよね。
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