ウーデットとベス - B-REVIEW
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ウーデットとベス    

ベスがピアノを弾くと ウーデットがギターで答える 近くの球場でカキーンと ホームランが量産されて行く中 陽気な観客が イヒヒと踊り始めた ベスとウーデットは複数だから 二人の歯を足すと 沢山の数になる 二人は歯の数だけ 歯の数分演奏しなければならない 歯の数時間と言う説もあるが 難しすぎて観客は眠ってしまう ウーデットとベスはやがて球場に 入り込んで結婚式を挙げた ホームランは五十本までと言う 規制に驚きながら 二人を祝うラッパの本数に制約はなかった


ウーデットとベス ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1197.1
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 9

作成日時 2023-01-27
コメント日時 2023-02-20
#現代詩
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性33
エンタメ00
技巧44
音韻00
構成00
総合ポイント99
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性1.51.5
 エンタメ00
技巧22
音韻00
構成00
総合4.54.5
閲覧指数:1197.1
2025/04/12 11時01分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ウーデットとベス コメントセクション

コメント数(7)
吸収
吸収
作品へ
(2023-01-27)

職人 単純に上手い 文学以外の要素も無いので あら探しも出来ない もっと言えば 面白いかどうか? いや、面白いと思いました 笑うと言うよりもクスリと言う感じだけど 批評のコメント要らない感じ

1
エイクピア
吸収さんへ
(2023-01-28)

吸収さんコメントを有難う御座います。ああ、再び有難う御座います。詩作した甲斐が有りました。ベスはエリザベスの省略形だと考えると想像が広がると思い、用いました。

0
いすき
作品へ
(2023-01-28)

学生時代の先生のことを思い出しました。学生時代の先生が、この詩を朗読してるような気持になった。先生に会いたい。「はのかずふん」「はのかずじかん」というあたりから。かきーんもいい。とにかく、金属バットでカキーンという音は、ずっと昔から聞いていたような気持にさせるものがある。多くの人は先週のうちに、日が長くなったことを認知したそうです。今週は、もうすぐ春が来るということに、多くの人が気が付いたんじゃないかと思います。

1
鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
作品へ
(2023-01-29)

いいですね。 エイクピアさんが書くウェディングソングはだいぶハッピーですね。 ホームランは50本までか。 本当は100本以上打ちたいだろうに。 50本までしか打てないのかよ、と唖然としているナインの顔が思い浮かびます。

1
エイクピア
いすきさんへ
(2023-02-10)

いすきさんコメントを有難う御座います。ああ、国語の先生でしょうか。詩の朗読は推奨されることが多いですね。詩のクラブなんてあったのかもしれません。そうですね、歯の数に比例してと言うのか、数に応じた演奏時間、そして、ホームランですが、特に高校野球の事を言っている訳ではないのですが、金属バットを登場させてみました。日脚伸ぶですね、冬の季語だそうですが、1月から2月初めにかけて、17時初めごろには真っ暗だった12月冬至以降に比べると確かに17時台ではまだ明るいと言う日脚伸ぶ。立春を過ぎれば、永日、永き日ですね。芝不器男の永き日のにはとり柵を越えにけりがあります。

0
エイクピア
鯖詰缶太郎さんへ
(2023-02-10)

鯖詰缶太郎さんコメントを有難う御座います。ホームランの制限は、一シーズン限定なのか、トータルでなのかと、考えた事も有りました。プロ野球以外の領域も考えたので。ハッピーなラストは、やはりそこに至るまでに苦行があると言う事を歯で示唆して見ました。演奏時間見たいな内容とつなげて、直接苦行を描写したわけではないのですが、恐らく、ハッピーな結果には苦行があるだろうと考えた方が妥当だと思ったからです。そうですね、ホームラン数は、如何様にも解釈出来て、チーム全体でとか、必ずしも個人の業績とは限らないのです。そこら辺のところは解釈に任せました。

0
Snydam
Snydam
作品へ
(2023-02-20)

「ウーデット」という言葉を調べたら、ドイツ空軍の軍人のエルンスト・ウーデットという人物が出てきたんですが、ウードという撥弦楽器があるようなので、それの擬人化と捉えてみました。 「ベス」はベースで、「歯」は弦と置き換えてみると、ウードもベースもピアノもギターも弦があって、ラッパには弦が無いなあと、自分なりの解釈で楽しめました。 あと、タイトルが音的にも見た目的にも「ウッドベース」を連想させて、楽器がたくさん出てきて好きです。

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投稿作品数: 1