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ひとりよがりに死にたい
誰かに聞いてほしいときがある なにも知りたくないときがある 理不尽を飲み込んだ先で僕は認めてもらえるのだろうか 言葉を発しようとする喉を締め付ける 誰の言葉も聞かないやつは誰も僕の言うことは聞いてくれない 僕は他人を見捨てない 最後に見捨てられるのはだれなのか 与えることでしか愛せない 与えなければ愛されない 真実の愛はどこにある 本当の友情はどこにある なにもなくても一緒にいてくれ それでも 心臓一つと肺二つ 目玉は二つで口一つ それが それだけだ 人間だ人間だ ニンゲンだ にんげんだ グロテスクな情報の集まり 無機質な蛋白質 ただの断片 どこからが人間であるといえるのか 僕は人間でいいのか どこまで行っても僕は僕でしかなく他人を他人以外でとらえることはできない 理解することなんてできない でもそれでも 投げ出した僕の一部を拾ってくれる人がいるのなら 僕を認めてくれるなら 僕の存在理由はそれだけで完結する 他人に依存することでしか存在できない僕はただの道具にすぎず もはや生物ですらないのかもしれない
ひとりよがりに死にたい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 492.3
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-29
コメント日時 2024-05-30
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
独りよがりに死にたい。孤立死ということなのか? 現代は孤立の時代です。独りよがりで結構と頑固を通す大人も増えました。 他人に依存してしか生きられない。どこまでを依存と捉えるか? 例えば仙人のような人も弟子の存在を必要とするものかも知れない。 アダムがイブを求めるように、孤独と言われる人間も常に他人を求めるものだと思います。それは現在が過去を求め、未来を必要とするようなものではありますまいか?
0非常にまじめで優しい性質の方だと思います。いつか報われると信じて、実際的に問題を 解決していくときには、智慧を働かせてよく生きて行かれると、いいと思います。
0難しいですね、、孤独から逃げるために人に依存しちゃうけれど、依存しちゃった先にいつも孤独が待ち構えてるんですね。なんか、他にないのかな、孤独に打ち勝つ方法、、
0最後の二行に佇んでしまうのですが、存在理由(レゾンデートル)の意義の理解を深める詩だと思いました。
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