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時
手に取ればその重力に驚き、 その冷たさは精神の傷口に沁み入る。 私はこのいかにも価値ありげな化石の中に いつまでも閉じ込められていた。 雪降る名取の街を見た! 刹那 私の体は地面を失った 無意識に同化した生きた時間が、冷たき刃で心臓を貫き刺した… 真に美しいのは忘却によって風化された歳月だった。
時 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 996.8
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 22
作成日時 2022-09-17
コメント日時 2022-09-23
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 5 | 5 |
総合ポイント | 22 | 22 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 5 | 5 |
総合 | 22 | 22 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「忘却」によって忘れ去られた「時間」は「冷たき刃で心臓を貫き刺す」ぐらい重い、私は日々を憶えていることがそんなにないのでハッとさせられました。
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