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すみません。短歌です。(杜子春、その他)
業だって すべて飲み込む 言葉たち あなたのお口に 合えば、お好きに。 老いるごと 溶けてくような 命なら 寒天にしな せっかくだから ほんとなら 許されざるよな たましいを 引きずっている 引きずっている 眼差しは 懐かしいほど 鋭くて 今世で君は 猫になったの 生きてきて 絵の具のチューブを 絞る日々 君の髪の毛 つむじの加減 僕たちは きっと何かの 病だろう おしくらまんじゅう 押されて泣くな 魂は いつ考えても 複雑で なのに唐揚げ 忘れられない 時間って まるでひかりの 渦みたい 呑まれるままさ 愛の気ままに 起き抜けは なんだかギザギザ した気持ち 嘘ついたのが バレたみたいな 陽の下で 中也の本は 映えていた そんな気してた 夢で見たから 大口で 牙はするどし 巨神獣 世界を食らう なぜかふるえる ヨボヨボの テフロンパンは 酷使され ひっついてやれ たまごの反旗 あなたにも 会いたい、やはり 愛しかし、 傷つくやはり あるいはしかし その足は 街が燃えても 止められぬ 神の息吹よ 彼女のゆくえ 音楽を かけて眠るよ 怖いとき あの世にだって もっていくのさ 気づいたよ 届かぬままに 生きていく てめえの孤独 彼女二十か その昔 芥川なる 人がいて くしゃみをすると 「杜子春っ!」という ここまで読んでくれてありがとうございます。 業だって すべて飲み込む 言葉たち あなたのお口に 合えばお好きに ともかく、あなたのお口に合えばお好きに。 コメントするならどれでも、お好きに。 コメントしたなら、めっちゃうれしい。
すみません。短歌です。(杜子春、その他) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 565.0
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2022-09-06
コメント日時 2022-09-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
毛先から はみ出している 歯磨き粉 腑抜けのチューブ 俺のせいかよ 好きで書いてた短歌をまとめていたら あたらしいのも描きたくなりました 世界中の七五調に、幸あれ。 ついでに田中聖にも。
0返歌する コメント欄で やってみる それでいいかな? 即興でも ほんとなら 許されざるよな たましいに 南無阿弥陀仏 なむあみだぶつ 僕たちは きっと何かの 病だろう どれでも生きれ 儚いのだよ 業だって すべて飲み込む 言葉たち 心を守れ 南無南無南無と
1ナムナム南無と ネムネム眠いね 焦り、禁物 鼻をカムカム ありがとう 僕の短歌も 歓ぶよ コメントこそが 僕らのいのち 病むこころ 健やかなるよな 定めあれ あなたのことば、届いてきたよ
0○眼差しは 懐かしいほど 鋭くて 今世で君は 猫になったの ○生きてきて 絵の具のチューブを 絞る日々 君の髪の毛 つむじの加減 この二首、上の句と下の句の間が、じつに心地よかったです。それに、書き手の中の「君」が魅力的。 ○その昔 芥川なる 人がいて くしゃみをすると 「杜子春っ!」という この諧謔。この軽み。最高に好きだなあ。\(^o^)/ ※中也。ぼくも好きです。
1ここに来て いいねと「君」を 褒めたから なんか妙だよ タワラ記念日 ありがとうございます。 シンプルながら、句のいいところをすくい上げる、素晴らしいお言葉だと思います。ありがとうございます。 「きみ」を描く句では穂村弘さんの パレットの穴から出てる親指に触りたいのと風の岸辺で 細やかな描写と引きの景色のバランスが、素晴らしいと思います。 コメント頂き、ありがとうございました。
0最後の短歌が極めて印象的ですね。杜子春と言う嚏。確かにそういわれて見れば、説得力があります。
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