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失われた歴史、こどもの国。
生くるまであやめあやめていつ到る虚の繁栄へ砂の孤時計 幾劫の無常を哀しみてをりしかあをぞらの底に揺るるはな は雑踏的抒情 プロテスト。あらば遵ふべきかとも黙す驕りの徒花どもよ | ぼく達の敵基地ってどこ 夏時刻「告ぐ、直ちに投降せよ」と虐殺前夜は 夏のオルガン 戦争賛美に燃えて以降憎しみってジェラートの融点と同じ? 液化した市街電車にことごとく だって正当防衛だったんだから 戦争って呼吸と同じころしあえばかっこいいじゃん、少年ジャンプ。 ぼく達がなぜ その問いだってわからないのなら絶滅収容所なんてしらない ○ 歴史より個我を貴ぶ 岩のうへ蒔かれて終ぞ実らざる種子 敢ていふ祖国喪失せるのちの測量なに誇るものも無き落日 虜囚の貌 労働と銭貨の正しきを未明死の企図にたぐへて悼むも 富満てて虚栄の名残今は唯うちひしがるるべし 群衆無く静もれる謝肉祭 邦と邦を何隔てるか稔るともたれ収穫するものなき熟麦、もやがては ps.全てのビジネス、その腐りきった社会階級、エゴたちへ。
失われた歴史、こどもの国。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1293.0
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 12
作成日時 2022-06-13
コメント日時 2022-06-16
項目 | 全期間(2025/01/03現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
今の世界状勢を憂いているのでしょうか。一節一節が独立したうたのようでした。
0ありがとうございます。 今、書かねばならないであろう事を、率直に。したためさせて頂きました次第でございます。 危うい橋を、渡り切れましたか、どうか。
0ありがとうございます。 下記、或る歌曲より一節を引用させて頂きたく存じます。 世界は狂い始めている/なのに皆/信じたいものを信じるだけ/ 影は長くなっていく/12時まであと5分
0あなたは、地球の悲鳴を、その体で受け止める人。 あなたの詩、歌、言葉に触れる度に、詩は、その詩を生み出した詩人と、決して切り離されたものじゃないと痛感します... 私自身、物事の見方、考え方を、生き方を、振り返らずにいられない。
0ありがとうございます。 余りにも勿体無いお言葉でございます。 推敲致します毎に、自己の悪意や、矛盾、愛憎、自己陶酔などを。直視せねばならぬ苦難に、見舞われつつも。 それでも向き合わねばならないものこそを、表現と呼びたくも、思うのです。
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