別枠表示
涙(境界)
目を閉じたら 体は液体だった 溶け出して 濡れる体の向こう 染み込んで 一階まで伝う 少しずつ置いてきた でもまだ僕らしい 地下水に合流した透明な体は もはや僕の体ではなくて 僕の体らしい
涙(境界) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 944.3
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2022-04-30
コメント日時 2022-05-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
螺旋の中の一本の筋みたいな詩
1編み上げられた螺旋の情報からできた体、精神のメタ的再構成的な趣です。
1ありがとうございます。自己の中の他者性、認識上の矛盾、みたいなところが最近の自分の中で大きなテーマになっています。
1悪液質ではないですが、体内の水に対する関心なのかもしれません。透明な体、体内の殆どは水でできてることなど、軽視できない。僕の体では無くて、僕の体らしいと言う、迷いでは無くて、おそらく、ある分かり辛い融合体を意識したのかもしれません。
1個人的には身体論的な感覚の話ですね。自分の体,精神であっても思い通りにならない自分はどこまでが自分なんだろうという端を探す感じです。
0ありがとうございます。 音楽を聴いたときに感じたこと、カタルシスみたいなものを閉じ込めたつもりだったので感じていただけたようで嬉しいです。
0もしかしたら体が液体でなくともこれは実際の事柄ではないかなという気がします。永遠に繰り返す様を書かれたものではないかと思いました。
1「もはや僕の体ではなくて 僕の体らしい。」の部分が、何とも言えない、もどかしいような感覚を表現されているように感じました。 自分の体のはずなのに、自分のものじゃないような。 難しい言葉をつらつらと連ねていることが無いので、とてもシンプルに、スッと心に入ってきました^^ とても良かったです^^
1体は流体ではないですが実際の事柄だと思います。こうやって自分が出来上がってきた気もします。
0難しい言葉は使えないのでたまにしか出てこないです。難しい言葉を使ってしまうと揺らぎを捉えにくい気がしています。
1一目読んで"好きだな"と思いました "自分自身が涙になる"という視点は新しいと思いますし、面白いと思いました
1ありがとうございます。嬉しいです。他の詩も読んでいただけると幸いです。
0