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太陽のスペクトル
信じてたものに裏切られたが 夢と孤独の隙間に愛を念じこんだ 憎しみに、憎しみと、無彩色の色 世界は色彩をなくし黒く 染まり始めてた それぞれの天使と悪魔が殺し合えばいい 愛しあう恋人どうしが何故銃を向け合う 子供達が遊ぶ空き地もなく 年老いた老婆の涙も枯れ果てた 一人きりじゃあまりにも寂しく色彩を失う 夢と孤独に愛を念じ込めたくなる 世界の片隅で叫びたくなる 太陽のスペクトル 極彩色豊かな オーロラに 平和の可視光を与えてと この世界が無彩色の黒に染まるまえに
太陽のスペクトル ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2251.6
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 5
作成日時 2022-03-27
コメント日時 2022-04-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 5 | 5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こちらのサイトで時々あるディスカッションに「一行ブランク空けに意味があるかないか」というのがありますが、それを思い出しました。本作は効果を得ていると読めた。いくつかの行では、一行の内にブランクを含めていて、作為的であることが判る。一行空けが作為的であると感じ取れた場合、いわゆるメタ読みの強制さが生じてしまうわけだけれども、この作品は「スペクトル」に含有される印象としての世界線が走査するイメージをブランクに持たせてあるからいいのではなかろうかと思います。気持ちとかを一行空けの改行詩として書かれてあるのとは、少し違う印象。 スタイルはいいとしても、ただ、内容は博愛過ぎな感じがしてあまり好みではない。
1詩は死んでしまった、物語は終わってしまった。原子爆弾の存在感が。詩は死んでしまった物語は終わってしまった。これ以上何が言えよう!
0たったひとつ小さな命 世界中にあふれる命を虹色に染める 色鉛筆で やがて旅立つ愛を纏って 世界中が無彩色の黒のベールをつける そのまえにオーロラの色彩でキャンパスに色を塗る 色鉛筆で
1私が思うに歴史上何回か「無彩色の黒」に染まりかけた事があったと思うんですが、でも今回も人類の知恵と知識で乗り越えられると信じています、
1確かに無彩色の黒に染まりかけたことがありました。歴史上何回か。 その染まりかけた、時間軸に多くの人間の命の犠牲者がある。その犠牲者には家族や兄弟がいる。この世界に失って良い命などひとつもない。 結果が解っているなら、最初から争いはしないほうが良いと言う思いで歌詞を書きました。戦争に駆り出された私の祖父を覚えて。
1被爆国日本の核シェルター普及率が、0.02%とは唖然と しますね。無彩色の黒に染まるというのが、核の冬を意 味し、現在の状況に対する認識が甘い日本人への、警告 になっているような気がします。海外では、核シェルタ ー普及率が非常に高く、またすでにWW3が始まっている という人もいます。
0私は無彩色の黒がそれほど嫌ではありません。心の奥はいつも真っ黒く沈んでいるからです。 でも現実世界で再び大戦が起きて多くの者の命が失われたら話は違います。 私も「平和」のために戦いに行くでしょう。
0仰っている意味は分かりました。ただ説明的な文章で、説明過多な表現が散見され、もっと彫逐して小石の原石を宝石に磨き上げるような縮める推敲作業が必要に思います。例えば、老婆の表現もオーロラの表現もその名詞だけで伝わるので、重ねて、馬から落馬した、のようには書かないほうが美しい印象で削がれています。
0コメントありがとうございます、指摘を受けもっともだと思いました、そして、SNSに創作した文章が、色々な方の目にとまり、賛同や批判を受ける体験をさせていただきました。バーチャルな世界から現実味ある行き方をしていきたいとおもいました。才能ある方の文章を見て、文章の深さ幅高さを覚えました。このサイトにたちどまれた事感謝します。短い間でしたがありがとうございました。皆さんの健闘をいのります。
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