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もう恋はうたわない
「青い熱病のように私は恋をした」 と 書いて 青 稲 つ 美容 の ヨウ 庭 足し 箱 い を 舌 あ 老 根 つ 廟 の 世 雲丹 綿 皺 鯉 押た と バラバラに 音に 文字に 散らばっていく 薔薇薔薇に 尾 兎にも 痔 日 騾馬 伝 行く 馬 騾馬 螺 荷 を 都 に 藻 耳 に 血 裸 張って 偉 九 騾馬 は 累た馬馬 一番下は、圧死して 裸の偉丈夫に 血がかかる 偉い人かと思ったら 人違いだったネ だから 石を投げよう 売春宿に 放り込もう 射干玉の空は二、三に砕けて 謝ル間もなく 蝶になる てイ園の柘榴を舐めながら、長い舌を伸ばして 累進課税がかかる 稲田と糸に 長い弓を張って 九つの矢を放つ 矢は 島を超え 果てを越え 砂上の貝殻を尻目に走り ハシ り 端々に 確かな跡を刻む 身は一寸の雲丹は 一タビ校庭に出ると ゛を盗まれた薔薇 腹 原 ハラ と溢れて 八つの皿 一つの皿 八つの皿 次々に欠かさず水を流すと 血が溢れ 藻が生える 甲乙丙丁のそれぞれの病が垂れ下がり 恢復することの無いその上に 亦古い友がハネている 海原には 原始の脳溝が波打ち 吝嗇な龍に与えられた 5三粒のしおと 朧げに聴こえる汽笛を 邈かな砂丘に 風が届けた 美しい 谷に 大きな 羊 ウのウ 右脳が 拉げて 月が悩む その心は 竹林の様相を伝えていると 人は 云った 因業晒しの 醜男どもは 金も無いのに 玉を集め 隼や鷹にでもなったつもりで 酉一羽も 人任せ 栄に栄えた 黄金の城を 懐かしむばかりで 今を壊すことも この先を創る事もしない 占うことさえ 億劫がって 倉の奥には 嬰児の小さな歯が まだ沢山仕舞われているのに 櫻柄の盃や 安酒にしか心を向けず コの品が良い 此のシナが旨いと 昔の歌を 共に謳う 壊れた門扉は 未だ尚 艮の方を睨み 虎を 寅を 演じようと 伏して起きてを繰り返し 微かな劇薬の香りに震えて居た 卒業式の為に 乱暴に 粗雑に 葬られた 小さな社で 氏子総代の七つの子の 誕生日のお祝いと 延命装置の中の曽祖父は禰宜に運ばれ 兄の遺骨を 口に含む 廿っこのLが 雛人形の皮に反芻されて 朝になると 庭にはまた馬が 廿匹重なり 丸い月の上には土が重なる 欠けることなく 文を交わしながら 嘗て此の土の上には 王様がいて 一つの時代があったのを 袋に詰めて 忘れて 隘路に各々の繭を捧げ 木毎の櫻を 摘み 捨てる 留め置クことは一日もできないと知って居ながら 古臭い夢が叶ワない事に泣いている 叢に 四つのワタを千切りながら 十一の卯たちは七本ノ刀を十日で売ル 卯 兎 兔 菟 真っ直ぐに跳ぶ 早く ハやくと 逸るように トビ とび 吉兆も 凶兆も ハルが来るまで 免れて 十の卵を残しても 虫が這う 蛇が呑む 濁った目の ムシ 入り込み 蠢く 春待つ人々の数だけ 南無阿弥陀の蛇 巳 は蝮 魔虫 長蟲の類 蝮の腹這う隣に憐れな燐光が恢がり 口口に 犬が鳴く 戌 イヌがナく 車ノ一番ウエに 瀑布を暴き 瀧や 滝やと 雷が囃す 寝台の上の 白巾着は 兎の 尸の毛を毟る 尤も口は貫かれて 米と一緒に埋められる その里には 土と魚が溢れて 草か何かが生えて 雨と云うものは誰も知らない 推し量るに、人の主になると云うことは 1一手の甲を見るまでもなく 水草に操を立てる様なコとなのである 㒒たちは 粛々と 嘯き 侵された歴史を 書きつける 高く 且つ厳しい巌には 倫はなく 猟師たちが迷い 市に出す干し柿も 痛み始める 豚の在らずは家に非ずと 言ウは易かれど 行ウは苦しク 虚に眼窩は落ち窪み 肉付いたところで 虎に噛まれる 寸劇程度 台詞が飛んだ 司会の首を 刎ねて 勿怪の幸と 乱雑に神経を貪る 貧しく 分別のない子どもたちは 煩わしそうに 河を望み 渡せる橋ももう無くて 鼡の群れに身を投げて 伊達酔狂を 君主と紛う 西の方に東の方に 奔り回って 枡一杯に不味いものを集めて 練り上げたと思っていたものは総て 公然と踏み躙られる 聡かったあの子も百日咳に取り憑かれ いずれこの世を 辰己の己と 喘息の内に 不貞寝した 亥峠の六つの道は尓進可しと示す 阿ることは簡単で 日々の経ることを頼りとし 束の間頁を捲るたび 倦怠ばかり積もりゆく 穏やかな暇日も 飽きれば瑕疵に膿み 濃鼠の埃が腸に憑く 凴れる場所も亡くしては 揺れる頭蓋さえ重い 啼鳥も 最早静まり 帝國の影が 点在する 荒野は浄く 紫に霞む 羊は 一本骨を抜かれて 遠く遠く落ちてゆく 落ちれば猿が食う 狗が食う 一言一句 遺言さえも 洛陽の地に禅寺の他には何も無くなる年に 女たちは たった一着を残して 浅葱色の衣を賣り払ってしまった 右手から去りゆく 弐輪の初花を 看取るような 目をして 掃いて捨てるほどいた軍人たちの 壮んな叫びもいつからか失せて 4人ぽっちの落武者が 休むことなく敗走する それを横目に 悪漢ぶって 早々に諦めたのは 吾一人也と息巻いても 己の心は八つに別れ 本当は 逆さまになって仕舞いそうなのに 貴いものを見る様に 蝋燭の火を眺めている 嵐のような 青春のような 得体のしれない何かは 一つの功徳もなく 功名もなく 工事現場の煙よりも ずっと無意味に 霧散した 当たり前に信じていた 己の務めさえも 厠の糞と異らぬ 儚く下らぬ 嘘であったと 又泣く勿れ もウ哭く勿れ 全ては終わって まだ覚えている 13の者がそレぞレに 草の巫子ノ云い伝えを 山の一メんに話せば 言うまでもなく 十の口は丹色に染まる 鳥たちが イっせイに羽搏く様に 言葉は拐うことも捕らえることも出来はしない けれど言葉を掴もうとする 国を取るよりも むつかしいのに 少々喋り過ぎたと 舌の根が破られる頃に 九つの品が届き その由も語られて 丑1匹連れて残ルは三ツ巴模様の錦一枚 じゃあ、又いつカ
もう恋はうたわない ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1327.4
お気に入り数: 2
投票数 : 3
ポイント数 : 10
作成日時 2022-03-11
コメント日時 2022-03-16
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 2 | 2 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 10 | 10 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 2 | 2 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 10 | 10 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
コメントすると汚してしまうと思うくらい、良い文ではなかろうか。
1コンセプトは、理解出来ます。第一に反抒情と、似非日本習俗の、嘘に満ちた血の匂いと、幻想、現実の綯い交ぜ。 問題は、此の方法論の。過激な凡庸性、とも呼ぶべき、前衛的(と申しましても、手垢が見え隠れ致しますが)方向性を、自身の作風として確立し得るか、 或は一過性の実験に終わらせるか、否かに掛かっておりましょう。果たして。寺山を出し抜く世界像を獲得し得るか。期待を致しております。
1ありがとうございます。
1問題ないです。光栄です。
0正直なところ、あなたのおっしゃっていることは半分も理解できません。あなた固有の言語スタイルに対して私が「一般」に和すことを強制することはできませんが、その分十分な返答は出来ないことを先に示しておきます。 その上で、理解できる範囲に返答させていただきます。 この作品の未熟さや、実験性(悪い意味での)に着目されていて、今後このスタイルを意味のあるものにしていけるかどうかが問題であると指摘されているのだと理解しました。 私自身こういった方法が今後どのように発展していくかについては難しいところがあると思っていて(同スタイルでテーマを変えただけではあんまり意味がないため)ご指摘は、素直に受け止めさせていただくべきことだと感じています。 現状はどうなるかを、あれこれ言うことはできませんが、良いものを作ることは目指していきたいと思っています。
0韻律が語句の持つ調子として作品にあるのではなくて、視覚の文字として韻律(もはや韻律ではないが)を作品に持たせてる。そんな作品、はじめて目にした。
1視覚性は自分でも意識したと思います。あなたのはじめてになれたのならとても嬉しいです。
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