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ミトコンドリア宇宙神話
宇宙が存在する前に何があったか、それは「知」である。 私たちは私たち人類には「知性」があると思っている。それはなぜだろう。私たちには比較的大きな「脳」があり、それが「知性」を産み出しているのだと言うのだろうか。 しかし、それは違う。私たちは突き詰めればタンパク質や脂肪、物質的な塊でしかないはずだ。なぜそれに「知性」が宿るのか。 それは物質的存在にそもそも最初から「知性」が宿っているからである。 物質的存在より上位には概念的存在があり、宇宙においてビックバンより前には何があったといえば、それこそ「知」である。 違う言い方をするなら「神」とも言えるかもしれないが、物質的な存在、宇宙の始まりは「知」が「存在」することを考えたからである。 物質的な存在には、どんな小さな塵だろうが、原子核、クォークだろうが知性がある。 物質的存在の目的は「知」を集めて、より知性のある存在になり、最終的に完全知となった存在が新たな「知」を生み出すこと。それの繰り返しの中で「宇宙」がある。 そして、宇宙の始まりと終わりの繰り返しによって、エネルギーが発生しているのだか、 宇宙とはエネルギーを生成するための構造の中で機能を果たしている。 実を言うと、私たちの宇宙は宇宙の何百倍、何千倍ともわからぬほど大きな龍の細胞のミトコンドリア的なところのエネルギーを生成させる構造の一部なのである。
ミトコンドリア宇宙神話 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1144.0
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ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-05
コメント日時 2022-03-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
コメントありがとうございます。 アニミズムやどこかの神話が混ざったような妄想ですが、昔の人たちも同じように想像していたのかなと思いながら、書きました。
1新プラトン主義のぼくから見て、おもしろい展開をしているなと思われました。
1ありがとうございます。 哲学をちゃんと勉強したことはないのですが、ちょっと調べてみたところ流出論というのに近い考えかもしれませんね。
0都市伝説的でアレだけれども、意識体というものがあるとして、人が意識体だけを身体から引っ剥がして違う容器に入れちゃうようなことが出来るようになったなら、宇宙に知性だけが在ることは証明されるように思う。本作は内容に重点を置いた散文としては興味深い内容ではあったけれども、詩文も含めた文体を、作者さんの文書スタイルを、読んでみたい。それこそビッグバンに遭遇するような。
0コメントありがとうございます。 正直なところ、妄想をただ文章化しただけで、これを詩文にする表現力がありませんでした。 いつか詩にできるようにはしたいと思います。
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