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カタコトの夜
わたしは わたしの 柔らかさを 一生 きちんと知る事など ない 柔らかさの まっとうさ それ故に 正当な成長段階を 踏んでいく まだまだ赤子の 我が子の頬 そのはち切れんばかりの 柔らかさ 重ねる重なる折り重なる カタコトの夜 あーうーだあ まあまんまんまぁ やーあだぁぁあ いー んっんっんだあああ ふぃーんふんっまんまぁんまんまん わたしはわたしの 赤子は赤子の その本人の柔らかさを 知らぬ存ぜぬままに 誰かに寄り掛かり 寄り添い支え讃えあい なぶりあい生きるのだ わたしの頬 そっとつねる ぎゅっとつねる さっと撫でる わたしはわたしが 思うよりずっと 柔らかいのかもしれない 赤子の頬に負けるとしても それをわたしが 知りようはないのだけれど (なんだか損した気分) さぁせめて、 カタコトの夜 赤子の頬を独り占めして 柔らかさにうずもれよう いまに、うずもれよう
カタコトの夜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 757.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-01
コメント日時 2022-03-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ねねむ様。 コメント頂きありがとうございます。 月並みな表現だとは思うのですが、 柔らかさとしか言いようがなく、無限の 柔らかさなのです。
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