涙ぐむ28の夜 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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涙ぐむ28の夜    

 おばさん、と書いたら おばさん、と響いた  私はこの無形の居場所を、世界、と呼ぶ  つまるところ  見失っているのだった 自分を おばさんは おばさんの顔をして  君の話によく出てくるね おばさんは とてもおばさんで 私は君の話を聴きながら おばさんの姿を想像している その 有形であるはずの 細身から太みまでさまざまある伸びやかさという名の 単純化されたシルエットの中で おばさん、は おばさんの心を持って けれど おばさん あなたは おばさん以外の何も持たず おばさん あなたは、おばさん以外の何処にもいない そして、 いつも、いる、いつも 居すぎるほどに だから、私が もうやめてくださいと懇願したとしても  おばさん、と書けば おばさん、と響く


涙ぐむ28の夜 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 1238.0
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 2

作成日時 2022-01-20
コメント日時 2022-01-26
#現代詩
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性11
エンタメ11
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性11
 エンタメ11
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1238.0
2024/11/21 19時58分51秒現在
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    作品に書かれた推薦文

涙ぐむ28の夜 コメントセクション

コメント数(8)
三浦果実
作品へ
(2022-01-20)

いいと思う。以前から上手い書き手の作者さんだなあと学ぶところの多い方だけれども、どんな切り口(主題)でも書けてしまう。その要素はいわゆる強いフレーズを作れてしまうことにあるのかと思う。前作にもあったけれども、 今作はもちろん、 > おばさん、と書いたら >おばさん、と響いた にそれをみる。この二行のフレーズ、並列にせず、一行目にはブランクを入れている。この効果は、「この言は意識して云ってます」と読み手に補足として伝わる。印象論でしかないけれども、もしも並列であった場合、詩句に寄り過ぎて自分語りな感が強まる。ポエミーではなく、ささやき感を成立させている。

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三浦果実
作品へ
(2022-01-20)

いいと思う。以前から上手い書き手の作者さんだなあと学ぶところの多い方だけれども、どんな切り口(主題)でも書けてしまう。その要素はいわゆる強いフレーズを作れてしまうことにあるのかと思う。前作にもあったけれども、 今作はもちろん、 > おばさん、と書いたら >おばさん、と響いた にそれをみる。この二行のフレーズ、並列にせず、一行目にはブランクを入れている。この効果は、「この言は意識して云ってます」と読み手に補足として伝わる。印象論でしかないけれども、もしも並列であった場合、詩句に寄り過ぎて自分語りな感が強まる。ポエミーではなく、ささやき感を成立させている。

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勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。
作品へ
(2022-01-21)

わたしは、辻征夫作品の、おばさんが一番好きなのですが、楽子様は、どんな、おばさんが、好きですか?

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エイクピア
作品へ
(2022-01-21)

単なるおばさんに対する執着とは違う、「おばさん」フリークでもない目論見があると思いました。 「おばさんは おばさんの顔をして」 ここには取り付く島もない、中身のない詩想を見る事も可能ですが、極めて公平な観念、まさにおばんさはおばんさんでしかないと言う様な、清潔な発想を見る事もできます。それは最後の 「おばさん、と書けば おばさん、と響く」 にも言えますし、中ほどの 「おばさん あなたは おばさん以外の何も持たず」 や、おばさんの心など頻出するので、清潔な感じと共に、具体的な何かを蔵しているような、示唆しているような感じがしました。  

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るる
作品へ
(2022-01-26)

こんにちは「涙ぐむ28の夜 」という題名に 感じるものがありましたのでコメントを書かせていただきます。「 涙ぐむ28の夜 」とは、おそらく28歳という年齢のことだろうと解釈しました。 すこしだけ 私自身の話をします。 わたしには、すこしかわった あだ名で呼ばれたことがあります。 「おばちゃん」と小学校のころに呼ばれていました。理由は、よくわかってはいないです。ただ、年を重ねて二十代の後半くらいになると、子どもの頃に私のことを「おばちゃん」と言っていた友達たちは、だれひとりとして私のことを「 おばちゃん 」とは言わなくなりました。 その理由は、分かります。仲の良い友人に対して「 おばちゃん 」と呼んだりすると、自分が傷ついてしまう年齢、それが 二十代の後半くらいだからだと思います。 友人や兄弟姉妹に子どもがいてもおかしくはない年齢において 「おばちゃん」とか「おばさん」とかの言葉は、ぐさぐさと 胸にきてしまう、だから 私の友人たちは、 二十代の後半くらいになると、私を子どもの頃の 呼び名では呼ばなくなったんです。 せっかく、この詩が拝読できたので、この筆者の楽子さんに あらたな おばさんのイメージを追加していただけないかと思いコメントをしています。 その 有形であるはずの 細身から太みまでさまざまある伸びやかさという名の 単純化されたシルエットの中で ここの箇所を読んで思ったのですが、この単純化されたシルエットの中にいる人物は中高年女性ですよね。わかりますとも。しかし、年齢が中高年ではない 年少の私(るる)も、たまに おばさんのイメージの中に いれていただけたらなあ。と、思います。 そしたら、涙をぬぐう たすけになるきがします。楽子さんの詩は なんだか好きです、次回作を楽しみにしてます。ではまた。

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楽子
楽子
三浦果実さんへ
(2022-01-26)

この詩はhttps://www.breview.org/keijiban/index.php?id=8751Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん  に触発された部分があるので、独力ではなく、 その詩に手を引かれ出てきた部分がありますね。 ちなみにご指摘の箇所は、 この詩をかく時に一番悩んだ部分でした。

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楽子
楽子
勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。さんへ
(2022-01-26)

おばさん、を描いた詩でこれだ!というものはないのですが、 おじさんを描いた短歌で好きなのは永井裕さんの短歌ですね あとは別におばさんとかはないんですが、たつみさんの短歌も好きですね

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楽子
楽子
エイクピアさんへ
(2022-01-26)

おばさん、は ときに、 群衆、とほぼ置き換え可能な言葉だと思っています ときに、私は そこにアイデンティティーを含ませたいのですが、 そんな現実の前で、おばさん、は、 おばさん、になってしまうのです

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