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いちがつくひ
影――手袋と同じくらい黒い* トロッコできた道を帰らなきゃいけない * "Happy song" をどう翻訳するか考えていました。「幸せな歌」、この世界には幸せであって、幸せだと保証されたものなんてないのではないか。明日の変転がどんな幸せであってもめちゃくちゃにしてしまう可能性がいつもあるし、私はそういう損なわれる可能性がある不完全なものを幸せだとは呼びたくないので。幸せは存在しない。ならば "Happy" というのは対応物が存在しない概念なのだろうか。いや、でもいま・ここに幸せがあるということは否定できない場合があって、それは口にした瞬間、それを書き留めるときには滅んでしまっているかもしれないけど、まずは幸せがあるんだとしてみる。私たちは、そのことを懐かしんで幸せに幸せという名前を付けた最初の人に倣って、幸せと言ってみていたっていい。どんなに幸せをひねって考えてみたって、元の幸せを二重否定した不自然な概念にしかならないのだから。経験上、幸せは幾度も私たちの身体を訪れる。では、 "Happy" というのは感覚なのか。それならば、わざわざ幸せなどという大仰な言葉を使わなくていい。「うれしい歌」 >ピクピク動くおっさんの筋肉 >排水口に流れる血は >黒くて、聖書の表紙みたいだ だけど、うれしいのは純粋に感覚なのではなくって、うれしい感覚を未来に期待するというのは、かなり無責任な感じがする。「楽しい歌」、明日が来るなら、私が楽しいと言おうが言うまいが、主観的には楽しいことは楽しいのだと期待できるんだろう。幸せは、エスカレーターの段差みたいに、湧出しては消え、そのため、私が見ているベルトの全体が等質に幸せであるかもしれないし、私が注目しているこの段差だけが幸せなのかもしれない。 >ここのところがね、黒くなったらクロですからね >じゃあ、やってみます。と、あらららら >せがれがはんざいをおかしましたか >息子さんは犯罪者です。** **パンツの色は、教えてあげる、黒 「(幸せではなく、うれしくもなく、そのため楽しくなく、あるいは幸せなのかもしれない、エスカレーターのように)黒い歌」 >だから、幸せっていうのは黒いんですよ >あの川のように? >「ははは、下手くそな比喩ですね 。
いちがつくひ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1515.3
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-01-15
コメント日時 2022-02-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
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