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箱
なんとなくあらわれる「弱い」を早く知っていたから、やさしい子と言われていた。 「あきらめる」を知らないわたしは、あきらめることにもう慣れていて、きちんと言葉の箱にしまう日を待った。 いきなりの言葉に追いつかなくなって、あまり話さない子になった。 起きた出来事に、生まれた感情に、合う言葉がなくて、さまよう言葉を手にとる周りが「やさしい子」となっていた。 大人に「強い」と言われていた、泣いてる子に、私の蓋のしめた箱のなかの言葉は、あの子の心までいかなくて、 この出来事に、私の生まれた感情に、合う言葉はなくて、意味もなく笑っていたあの瞬間が恋しくなってきた。
箱 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 833.8
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-01-09
コメント日時 2022-01-09
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最高です。 ありがとうございます。 感無量、、。
0コメントしていただき、ありがとうございます。 そういっていただけて嬉しいです!
1幸福過ぎて、朝も余韻が残ってます。お話またしたいです。 なんて、欲張りですよね。失礼しましたあ。
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