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赤信号
人の群れを書けば書く程美しい 原理は良く分からないが ちょっと強過ぎる暖房に直で当たって 温かいというより体が痛い サボテンが枯れる四畳半の暗闇で 幾千の夜を越えてきたアンドロギュノス 闇を怖がらない大人を子供は嫌って ドーナツを半分こにしてくれない 愛してるよ 多分喉が渇いた日の水たまりみたいに 手の届かない星屑は 永遠に降り止まないだろうし 僕らは何か途方もない絶望を抱えて 笑いながら死ぬ 「憎んでいる」見るもの全てを 破滅したことを証にして 生きるだけの世界に 正直さと誠実さを散らかすんだ 太陽が昇る数を数える人がいて 彼らに従うことがすべての羊達がいて 時代遅れのいけにえとして祈る 草を食んで毛を刈られるのが好きだと言うが それが嘘か本当かも分からない 狂った目で獣の耳を澄ませながら 青草の匂いをさせて交差点を行き交う
赤信号 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1881.8
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 4
作成日時 2022-01-01
コメント日時 2022-01-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
イメージが統一されていて、わかりやすかった。
0連ごとに印象が変わって、関係も持たせられないことがあり、 ここは好きなのに全篇その書き方を維持できない点で悩んでいます。 何を書いているか、理解しながら推敲を続けるしかありません。 褒めて頂いて有難うございます。面白い作品を目指したいです。
0逆効果の回りくどい表現が散見され、反省しきりです。 言葉の意味を差し置いて、音が通じてくると早いのですが。 交差点に群れる、人間の姿をした羊たちが、 救いを求めながら神様を探してうろうろしています。
0よく書けていると思うし韻律や選語のセンスは一定以上のレベルだと思う。でもこういった(まとめた雑ないいかたで申し訳ない)作品はもう食傷気味なくらい読まされていて、2度読み返しをする気にはならない。ただ念のためにいうけれども、自分よがりで一行以上読む気にならないありきたりな「君と僕の物語」的な域ではない。このスタイルどいくなら、つまり、洗練さがまだまだかと思う。 偉そうにすみません。
0洗練されるまで書き直すことが、 必要とされているのかなと思っています。 自分でも、雑だなと思いますし、 これはきっと日々読んで書き続けることでしか、 変えられないなと。 コメント有難うございます。 以前より、少しでも世界が広がっていれば嬉しいです。
0自分だけでは作品が客観的にどう良かったのか、判断しかねるので、 ご意見いただけて参考になりました。有難うございます。
0前にyatukaさんの作品に(そのときほネンさんでしたね)、これが本当にyatukaさんが書きたいものなのか?みたいなものを書きましたけど、この作品はyatukさんが書きたいものが表現されているように感じました。 こういう言い方は上から目線かもしれませんし、具体的にどこがどうとも言えないのですが。 ただ個人的に、そういう書きたいものが表現されているのを感じる作品は好きですね。
0切り取る題材が面白いです 途中で出てくる 「愛しているよ」から始まる 詩の中盤が特に好きです。
0コメント有難うございます。 めちゃくちゃで、まとまってなくて、意味もはっきりしない。 正直言って悲鳴を上げながら書いてました。 良い変化が見られたなら、投稿してきた甲斐があったかもしれません。
0コメント有難うございます。 あの辺りが好きなら、過去作の「蛙の心臓」もお好みかもしれません。 以前のHNで投稿したもので、タイトルで検索すると出ます。 赤信号で人間が止まっている間に、横断歩道へ放たれる羊たちをもう少し書きたかったです。
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