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新しい時間
列車の目光る 風が身体を傷つける 恐れ駆け抜ける 私よ帰れ己自身へ 雨が降る中に 車両去り、私が残される 傘を振り 涙をぬぐう 新しい時が流れ出すよう 涙は雨か 泣き濡れている 最近の夢は現実か なぜ希望が残るようか そよそよと 笑う草原で キツネにつままれたように 高く掲げる 何だったかと何であるかが 探求されるべき時間 また春がやってくるだろう 寂しさを抱えて生きている人は信用できる みんなでいっしょに笑えたら 僕は人にバカと言えない事情を抱えているんだ くやしくてもそれは仕方がないので 大人になれなかった自分が ひからびたイワシのようで十分だ たくさんの色が目の前に回っている 言葉は自分で使うしかない 時の戒めをほどいて 浮かれたウサギのような自分 ないものを大切にして あるものを冷たい気持ちで思う 行動する夢 夢じゃない 狂った夢に黒い薔薇をささげる人の 心を知る資格が欲しい
新しい時間 ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 14
Ｐ Ｖ 数 ： 1846.7
お気に入り数： 1
投票数 ： 2
ポイント数 ： 15
作成日時 2022-01-01
コメント日時 2022-01-15
Ｐ Ｖ 数 ： 1846.7
お気に入り数： 1
投票数 ： 2
ポイント数 ： 15
作成日時 2022-01-01
コメント日時 2022-01-15
#現代詩
| 項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 1 | 1 |
| 前衛性 | 1 | 1 |
| 可読性 | 1 | 1 |
| エンタメ | 1 | 1 |
| 技巧 | 4 | 4 |
| 音韻 | 4 | 4 |
| 構成 | 3 | 3 |
| 総合ポイント | 15 | 15 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 1 | 1 |
| 前衛性 | 1 | 1 |
| 可読性 | 1 | 1 |
| エンタメ | 1 | 1 |
| 技巧 | 4 | 4 |
| 音韻 | 4 | 4 |
| 構成 | 3 | 3 |
| 総合 | 15 | 15 |
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- 作品に書かれた推薦文
新しい時間 コメントセクション
コメント数（14）
全体的に意志の強さを感じる素敵な詩でした。 「大人になれなかった自分がひからびたイワシのようで十分だ」の表現、ちょっと面白いなと思いました。 「言葉は自分で使うしかない時の戒めをほどいて」この表現は個人的にはとても好きな部分です＾＾
1コメントをありがとうございます。 イワシの自分を憐れんでいる詩句です。誰かに元に戻してもらえないかな、 などとロマンチックな事も考えています。 「言葉～」のところ、真実に気づいたことを書きました。好きな部分と言ってもらえて、 とても嬉しいです。
1あなたに黒い薔薇を捧げます。 良かったら仲良くして下さい♪ よろしくお願いいたします。
1本当に素敵な詩でした＾＾ また読めるのを楽しみにしています＾＾
1ないものを大切にして あるものを冷たい気持ちで思う 人間って込み入った生き物だなと思う。
1コメントをありがとうございます。 夢と現実のどっちが本当なのか、といったことを、デカルトなどを読んで思うようになりました。頭の働き方が、夢の中の方が調子がいいのです。迷路のような重層感、と最後の 所をほめていただき、とても嬉しかったです。
0コメントをありがとうございます。 資格ができそう♪黒い薔薇の心を、僕は大切にしたいのです。 こちらこそ、よろしくお願いします。
1ありがとうございます♪月隠さんの作品を読ませていただきます。
0コメントをありがとうございます。 込み入ってますよねえ。どこかで折り合いをつけるか、詩句、言葉の形で、 何らかの形に落ち着けられればいいような気はするのですが。
0やっぱ、上手くなったようにおもう。あるいは、私が読めていなかっただけなのかもしれない。 黒髪さん、久しぶりです。
1三浦果実さん、お久しぶりです！ コメントをありがとうございます。 上手くなったと言っていただけて、とても嬉しいです。 社会に出たり、本を読んだりして、もっと上手くなっていきたいものです。 三浦さんの批評も、抜群に上達されているように思います。昔から良かったですが……。
0文極で読んで居ました。この詩は、厳しい表情に思えるけど、すっきりしているような感じがします。
1コメントをありがとうございます。 文極で！ものすごく懐かしいです。綾真智代表は、第三詩集を出されたみたいですよ。 すっきりとかけていたのはよかったです。詩風の変化が自然にあるのですが、 もっと頑張ってみたいのです。厳しい表情は、もがいている感じの最近が 書かせています。
0コメントをありがとうございます。 心にフィルターがかかっていないでしょうか。自分では、自覚できない所です。 そういう詩になってしまうのは、自然になってしまうのです。Yoshiさんのように 純粋な方から、清いなんて言われると、余りにうれしくて、感涙です。
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