白い皿の上に四切れのビーフサンドイッチとしなったポテトと真緑のパセリ。
一口食べた。
このパン、絶対超○だろ!この甘さは超○だろ。異論は認められないレベルだぞ。しかも、肉ぱさついてんぞ。ポテトは見た目を裏切らなっかたし。ってか、そんなことより超○の存在感がすごすぎる。
これは、千三百円じゃないだろ。ショーウィンドウの食品サンプルにやられたな。三十分並んだんだが。リア充に挟まれて、ボッチで並んでましたけど?これ、食レポなんて書こう?値段は時として嘘をつくとか。いや、それは先輩にヤラれる。
「部誌ができたよ。」
先輩はお世辞にもきれいとは言えない机のうちに部誌の束をどさっと置く。一斉にみんなが手にとって部誌をめくりはじめる。
「この、ソフトクリーム美味しそう、写真もよく撮れてるね。」
「うん、美味しかったよー。山の上にあるんだけどね。」
「まじで?」
「うん。」
先輩たちのほんとにうまそうだな。写真加工してないし。
「あ、燐ちゃんはビーフサンドウィッチ食べたんだね。美味しそう。」
「それなりに、です。」
「ポテトなんて輝いてるじゃん。」
「はい。良いものが食べれて良い経験でした。」
照明(店はムダに明かりとインテリアがおしゃれだった)と現代の加工技術にあんなに感謝したことなかったし。
僕は度々超○事件みたいなことがある。推しのガチャで、星四の確定演出が出たら、持ってる奴がでてムダに育成ランクがあがるとか。(そういう時のRINEのステータスメッセージは荒れて、半年ぐらい喋ってない子から、メッセージが来る。〘大丈夫?〙って)の僕仲良くなれる予感がして、つるんだら裏で一軍と繋がってて、むちゃくちゃ悪口言われてたとか。
それが僕なのかな?
真実が見抜けない青二才なところも僕なのかもしれない。
変にどんくさくて、ダンスが恐ろしいほど踊れないのも僕なのかもしれない。
最近、ヘ音記号を知ったのも僕なのかもしれない。
ちょっとずつ僕は僕を知って、分かって、解っていく。
そこに、いつか、受け止める日が来たら良いな。
超○事件が笑って話せる日が来たら良いな。
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 1106.4
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作成日時 2021-10-17
コメント日時 2021-10-26
#現代詩
#縦書き
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2024/11/22 00時53分28秒現在
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この作品、超○面白いかも! リズムかな、語り口調もあるかもですが、良品だと思います。
0きょとちろいど様ありがとうございます。返信遅くて申し訳ないです。良品だなんてもったいないお言葉ありがとうございます。
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