別枠表示
僕は勝手に情熱と呼んだ
肌から伝わる汗が雑に波になって 熱を出した熱い熱い風邪のような酩酊を 僕は勝手に 情熱と呼んだ 人の為だと呟いて 人の為だと働いていつしか誰の為で 仕方ないので僕の為だと呟いて 僕の為さと潰し合っていつも通りに いつしかでは誰の為って思ってる 肌から吹き荒れる汗が 油田の炎のように飛び散った時に 人はその人をメシアと呼んで 三時間後には遅刻者としてお説教をする 呪文はいつも「ごめんなさい」 効果は感謝よさらば 肌から伝わる汗が雑に波になって 熱を出した熱い熱い風邪のような酩酊を 人は勝手に 情熱と呼んだ いつしかそれが伝説となり神話に発展 ゆくゆくは消えていくだろう はたから見たら人の努力なんぞ笑い話さ 熱を出した子供のように学校がないことを喜ぶように 夢を見てはしゃいでは現から逃げてる その「とうそうちゅう」で無意識に偉業を成し遂げる ハッとする時に終わるのは生き死にのよう 夢から覚めた人のように明日へと生まれる 夢から醒めた人では昨日に取り残される でも夢の中では生きられぬ 闘争と逃走のループ ハッとする時に終わるのは生き死にのよう 夢から覚めた人のように明日へと生まれる 今日を生き抜いた者にのみ 夢へと行けるのだ 「とうそうちゅう」なのだ!
僕は勝手に情熱と呼んだ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 932.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-10-06
コメント日時 2021-11-04
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
外町利典様 夢、目標... 何かを成しゆく人間の、情熱と苦悩を垣間見る思いがしました! 最後の三連にいたって、生と死、"闘争と逃走のループ"を繰り返しながらも、なお自身の命を生き抜こうとする筆者の、しなやかな精神、情熱を感じました。 作品「皮肉と風刺画」の作者でもあったのですね ... 非常に感慨深いです!
1「呪文はいつも「ごめんなさい」 効果は感謝よさらば」 「闘争と逃走のループ」 「とうそうちゅう」なのだ! 現在進行形のげ現前性のマジックがあると思いました。全てにわたって労働の汗が、実存の汗が波打っていると思いました。メシアの存在が大きいと思いました。
1