この埃を被る物置の部屋が、
生活と調和している、
美しさを持っていた、
私の寝室だった頃の、
淡々と生きていた私は、
窓越しの新緑を眺めて、
人生は薔薇の園ではないと、
歌っている人の声に耳を傾けて、
何度も心の時を止めていた、
充足している気楽な自由を、
受け止め方が分からず、
無為な物と思い過ごして、
週末はいつも、
そういう風に息を潜めて、
お茶を温めて飲んでいる風情で、
人生に報い等、
有る事は無かったと、
私は愛しさの、
心の隙を探し、
羨んでいる今も、
虚しさの中に、
埋葬される私を、
誰も気に掛けはしないので、
自然を愛している、
偶運なんて、
寂しい言い訳の成り立つ、
生活の陽が沈み、
涙が零れて、薔薇の園
作品データ
コメント数 : 2
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作成日時 2021-10-01
コメント日時 2021-10-01
#現代詩
#縦書き
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2024/11/21 21時09分59秒現在
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薔薇の園を思い涙零れる人生、これは不滅のテーマですね。そういう詩を書きながらもさりげなく花屋で一本の薔薇を買う要領を私は用います。薔薇とデート!
0粋ですねー。これは、二年前の詩ですが、読み返せば、何か日記みたいですね。全く進歩がない。笑
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