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高校の帰り道
高校の頃、学校の帰り道 友達と別れる時 彼はいつも言った 「生きてろよ」 そう僕は傍目から見ても 死にそうに見えたかもしれない そんな彼の葬式に行ってきた 彼の写真は相変わらずだった 「生きてろよ」 そう言って笑っていた 僕が生き残っちゃったね これは何の悪戯か でもまたあの世で会おう
高校の帰り道 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1013.8
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-08-27
コメント日時 2021-09-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「生きてろよ」と言った友が死んで、自分の死を予見していたのかもしれませんが、とらえ方によっては皮肉な展開に取れると言う観点もあるかと思いました。青春の蹉跌でしょうか。石川達三ではないですが。
0彼は高校時代に罪を犯し相当参っていました。友人には彼の様子を見て自殺するのではないかと思ったかもしれません。それで半分冗談に「生きてろよ」と言いました。ところが現実は何十年も経って皮肉にも友人の葬式に行くことになってしまったのです。こういうことはよくあるんじゃないですか。そこで人生の哀感を感じずにはいられないのです。
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