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あくむ
( ^ω^) 生まれたくなかった 死にたくなかったお 剥奪の末の沈黙より 静寂だけが欲しかったお 誰にも身代わりを望まないお 苦痛の海に一滴の恥辱もいらないお 走り出す 力尽き止まる 幻滅だけがあるお 鉄鎖が縛る もがく両眼を あの灯りをつけろと 本当の眠りはどこにもないお 生まれたくなかったお・・・
あくむ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 922.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-09-30
コメント日時 2017-10-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 ( ^ω^)内藤さんの新作。 書かれている内容がかなり深刻ですね。 でもでも、第一連の絵文字と、あと各行の終止の形が「~お」で 不思議に深刻な内容とのバランスが取れていて。 ただ、興味深いのが第五連目の表現で、 この連だけ「~お」が使われていない。 鉄鎖が縛る もがく両眼を あの灯りをつけろと ものすごく鋭く難解な表現ですが、 ( ^ω^)内藤さんの心からの悲鳴、あるいは叫びの様で、 この詩全体を引き締める重要なアクセントとして効果的だと感じます。
0ネット文化そのものが「荒らし」や「冷やかし」を内包していると感じるので、ネット特有の言い回しを用いることに関しては賛否両論あるかと思いますが、ネットスラング含めネット文化特有の言語世界・言語表現というものがあって、そうしたものとの接点を探るというのはとても面白いと感じます。ただ、2chのような掲示板では、そうした独特の言葉や記号に対して一定の文法が存在しており、文脈を把握していないと理解できないやりとりやユーモアが多数あるのも事実だと思います。私などは「( ^ω^)」も「〜お」で終わる文体もそれがどういう文脈で、またどういうニュアンスで用いられるものなのか分かりません。ですので、こうした表現がもつ新鮮さは面白いな、と感じるわけですが、さらに面白いな、と感じたのはこれは一種の風刺にもなり得るな、ということです。いわゆる「詩」の形をとりながら語尾だけはネットの文法に従う、という形式。高度にハイコンテキストになってしまっている「現代詩」は、「現代詩」に深くかかわらない人からすると、この作品を読んだ時と同じような違和感をもしかしたら覚えるかもしれない(自分は時々覚える)、ということを考えさせられました。「詩」「現代詩」「ポエム」「散文」といった言葉で作品を安易に分類してしまうことは要するに既存の価値観・美意識に寄りかかっているにすぎない。ただ詩において、いろいろな人たちの実験を通して、ここまで言語表現が自由になってしまった以上そうした枠組みで縛る他ない、ということもあるのかな、とも思ったりします。一番先鋭的な実験作になればなるほど、評価されるためには、ある意味「保守的」にならざるを得ないのではないか、ということです。この作品の本意は私にはしっかりと読み取ることはできなかったですが(これが仮にただの冷やかしだったとしても)、そうしたことをもろもろ考えさせられる作品でした。
0追記:立派な詩歴を持っておられると知られている方が、こうした作品を投稿した場合とそうでない場合、の違いについても。。
0私のコメントはすべて「~~だと思います」が省略されています。いちいち書くのが面倒くさいので。 語尾を無視するとふつうの現代詩、それもあまり上手ではない現代詩なので、もうすこし工夫がいるのではないでしょうか。とはいえ、読んでいて面白いかどうかといえば面白かったです。
0( ^ω^)みなさん真剣にご批評してありがとうございますお 現代詩とはなかなか難しいものですおね
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