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ギャンがすき
助平な女どもが 細長いアイスキャンディーを アソコに突っ込んだまま 追いかけてくる それはうだるような暑い夜 助平な女どもは 革命を行なっているかの如く 烈しくおれを罵りながら追いかけてくる 角を曲がる するとその先で 待ち伏せていた新たな助平な女と鉢合わせる 下品な三日月のように下品にわらう助平女 彼女は己のアソコにぶっ刺さってる 尖りきったアイスキャンディーを 引っこ抜いて そいつで おれを貫くために腕を伸ばした おれは間一髪のところでそいつをかわす しかし、アイスキャンディーは別の獲物をとらえた 別の助平な女のアナルだ 女の絶叫が夜を叩き割った 二本のアイスキャンディーの所有者となった 別の助平な女は 死に際の妖怪みたいな顔んなって それから 真っ赤よりも真っ赤になって 木っ端みじんに吹き飛んだ ワォ、 こりゃまるでbebopじゃないか よしてくれよ おれは静かな夜に黴臭いソファにひとり座って ゆっくりとコニャックを飲むのが好きなんだ
ギャンがすき ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1495.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-05-17
コメント日時 2021-06-03
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
西の空、弧を上向けた三日月がニチャッとした笑顔を見せてきて下品やなあと思います。ホウセンカのように破裂した女は、アイスキャンディが2本も手に入ったことへの嬉しさを胸に抱いてくれたらいいなという、情景に似つかわしくない祈りを覚えました。
1奥間空さんの作品ってドン引きする露骨さなのにテンポよく読めるところがありますよね。 >それはうだるような夏の夜 この語呂のいい感じが効いてるのかもしれないです 助平な女はものすごく怖いし全然えっちな感じではない。 アイスキャンディーは何を意味するか分からないけど、狂騒のイメージ。 溶けてはいけない、時限付きのものだから余計にそうなのかもしれない。 それで、なんとなく親同士の喧嘩を思い出しました。 助平な女っていうのは恥じらいのない女っていう感じで、それって母の裸なんですよね。 (ひょっとして俺だけですかね? だったらちょっと恥ずかしいかも) 「ワォ」の振り返りはすこしだけ行き過ぎた回想風の、孤独な感じのイメージで、大人になって、何かを思い出してる人の背中をみてるみたいな感じがしました。
1こちらは別作と違い 良い感じのポルノギャグになっていると思えました。 またこう言ったのを読めたら嬉しいです。
1大胆な詩だと思いました。一読アナルとかアソコとか。ビバップですか。ひとりコニャックを飲む姿はシブいのかも知れません。
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