ぴあすすぴあへぶん - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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ぴあすすぴあへぶん    

通話切ってごめんね 今天国に居るところ 焼け野が原でスキップした記憶がほわほわして世界は私を貫通してくれ無い 貫いて貰えなきゃ私幸福になれ無いのかな 優しい指だけじゃ足りなくてとても辛い 幸福も不幸も重大な双生児で尊く抱き締め合ってると思うのに それらを見つめる瞳の色次第で光に変われると思うのに そんな魔法を自分自身にかけるのも下手糞で こーひー&しがれっと 不細工な愛を揺らして自己を探してる 狼の牙を生やして 猫の尾をしならせ 犬の目で見つめてる 君にアイがあるか探ってる 殺してしまうのはいつでも(嬉しくて)悲しいか ら 吐息で笑うのが癖になってしまう 指先はいつも愛しさに動くの に 寂しく狂った夢の中で 天国を夢見る眼になってさんざめいて 閃いて 視野が記号化していくから 慣れきった日曜日を今日は火葬したい こーひー もっと苦くて濃いの だんす もっと激しいの せっくす 熱くてたまらないやつ ねぇ君は今何を考えてるその宇宙に僕は居る?血だらけの十字路に落ちている星の骨を拾って君のピアスにする君の肋骨にする君の家にする君の歌にするよく見て。それ。僕の骨だよ 絶望と欲望と太陽とシンパシィ キャパシティ のために 君は自分自身の存在と肉を切り開いて来たの 押し潰されながら絞り出すように歌った歌がいつか君を抱くためにこの手はあるの 迷い出す爪先を齧るように叫んで絶望の夜空を滑り落ちてく舞い上がってく1対の愛のように 掴んでよ 宇宙は真っ暗でとても寒いから凍りついた自由達の中で君に触れる 触れたい 瞬間を。 揺れて居た魂を刺したかった 私を 掴んでよ (ふいに響いたりする) 応えてよ 電話してごめんね 今天国に居るところ 今週の予定聴かせて?


ぴあすすぴあへぶん ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1588.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 15

作成日時 2021-05-03
コメント日時 2021-05-29
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性40
前衛性00
可読性20
エンタメ20
技巧20
音韻40
構成10
総合ポイント150
 平均値  中央値 
叙情性44
前衛性00
可読性22
 エンタメ22
技巧22
音韻44
構成11
総合1515
閲覧指数:1588.5
2025/04/11 16時11分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ぴあすすぴあへぶん コメントセクション

コメント数(4)
mmm
mmm
作品へ
(2021-05-28)

詩の全体はよくわからなかったんですけど、 >焼け野が原でスキップした記憶がほわほわして世界は私を貫通してくれ無い この文の表現が好きでした。ほわほわして、という言葉の緩さが良かったです。

0
三浦果実
作品へ
(2021-05-28)

なんだろう エロさとメンヘラ的なるものが書いていてきみの一つの快楽なのかもしれないけどもさ、それって年齢を重ねていくほどに苦しいとおもうよ。快楽よりも自己嫌悪感が優ってゆくとおもうの。 三人称で書いてみるのやってみたらどうだろう。書けないかもしれないけど。

1
白犬
三浦果実さんへ
(2021-05-28)

ぴあすすぴあへぶん 2.5人称ver 「通話切ってごめんね、今天国に居るところ」彼女からの電話が来た時、死霊を愛撫して居た所だった。死霊は甘い膣と少年のぺニスを有して居て、脇の下に貼られたシールには、はにーますたーどきゃらめるはばねろけちゃっぷ味と書いてある。街では常に女性器と男性器の交合の様が途切れず、街頭visonやテレビジョン、スマートフォン等に映し出され続けて居る。形も色も様々だ。それは血色の良い桃色の生きの良いぴらぴらであったり、子供の柔らかな皮膚に包まれた花の蕾のようであったり、紫色に土気色の大地の亀裂と植物の残骸の合の子のようであったり、そそりたつ犀の角のようであったりした。また、違った嗜好を持つ人々のために、犬や猫や豹や象の性器、男と男、女と女の交合の様子等も合間を縫って盛んに流され続けた。「太陽がね、泣くの」スピーカーをオンにして、死霊のアナルに挿入して腰を振るのに忙しいこちらを意に介さず、彼女は眠たげな声で言う。「月が居ないって太陽がね、泣くの」太陽が残酷なのは熱を発するからだ。熱は凡てを奪い、光は凡てを与えていく、から、だ、段々と速度を増す下半身の熱によって次第に意識が朧になっていく「誰も居なかったの」、額から汗が滴る、「あの頃、街には光と緑だけが溢れて、誰も居ない私の目を焼いたの」死霊は声を漏らさないから使い易い「だから私スキップしたよ、ほわほわって」限界に近い体の前で「白鳥達が北に帰る声がしてた」彼女の声がやけにくっきりと聴こえる 「ねぇ、射精と死って似てるの」 いつものように歪みを焼く、いつものようにソファに座りテレヴィジョンから流される川のような性器の交合の凡てを見つめ続ける人々の死を想像する、彼らの下半身の去勢されたぎとぎとの性器も、その混合と混濁も 「洗いたいなら太陽を殺害しなきゃ」「月も泣いてるの」 あいつおふくろの性器でヤってんだよ、まっじ、やっべ、はは! 肋骨、ピアス、家、歌、太陽、絶望、欲望、シンパシィ、キャパシティ カール・グスタフ・ユングの患者が見たと言う太陽のちんぽ 寂しいと泣く太陽、寂しいと泣く月 同じ気持ちで殺し合うセイショク者達の頬を伝うナミダ君サヨナラ 寝転ぶ死霊の髪を撫でてやる。彼女の眠たげだった声が少しだけ綻んだ気がした。 「電話してごめんね、今天国に居るところ」 (ふいに響いたりする) 「今週の予定、教えて?」 すみません、こめんとを返す順番が前後してしまいますが、三浦さんのお言葉に色々なるほどー?と思ったので、書いてみた。3人称まで行けなかったので、2.5人称位ですが、ご注文の品です。ぜ。最後の方適当になってるのは飽きて来たからとびーるが切れて酔いが醒めて来たからです。私はわんぱたーんなので、色々内容・手法の幅を広げられたらとは思います。後、えろとめんへらをえっせんすやとっぴんぐとして頻繁に使いますが、私が本気で書きたいのはそれらでは無く、生の懊悩と絶望、もしかした希望のようなものかもしれません。全然書けねぇけど…! ありがとうございました!

0
白川ロイヨ
作品へ
(2021-05-29)

白犬さん はじめてコメントします。 ひとつひとつの描写や比喩がユニークで面白いです。 ただ反面、徹頭徹尾行為をモチーフとしていて、その描写が強すぎてテーマが見えてこないのが少し寂しいな、なんて思いました。 身勝手な構って欲しさ(これをメンヘラと呼称しているのでしょうか?)みたいなものは見えてくるのですが、 その先のなにかがあるかと問われると読み取り辛いなと感じました。

0

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