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近状報告
哺乳瓶を手放した甥っ子が コップに注いだリンゴジュースを飲み干した。 父に手を合わせ 今すぐにでも伝えなくてはならない。 病院の待合室 「いつか、孫と一緒に飲めたらいいね。」と 願ったあの日と同じ リンゴジュースの一パックを 仏壇に供えて。
近状報告 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1014.2
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 2
作成日時 2021-04-30
コメント日時 2021-05-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
リンゴなどの果物は供物としてよく見かけるものの一つですが、リンゴジュースはあまりないのかもしれません。成長していく子どもと入院中だった父と。今日とあの日とつながる手の表情が印象深く描かれているようでした。この短い詩作品もまた手により文字を打ち投稿されたものなんでしょうね。
0家庭の繋がりを感じました。伝えること、出来ることのある貴重な時間を、噛み締めながら生きたいと思いました。
0シンプルですが奥行きがあるなと感じました。リンゴジュースの一パックと父にまつわるお話。奥行きを感じたのは展開の手法が洗練されていたからでしょう。
0一括書き込み失礼致します。 皆様真摯な感想ありがとうございます。驚き戸惑うと同時にたいへん嬉しく思います。
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