止まらない嘲りの声を聞きながら
減価償却費の計算をしている
狂ってしまった精神を反映してか
何の為に色分けされているのか
見ただけでは単なる塗り絵である
コルクボードに今日のメモを張る
一筆書の線で出来た四角い猫
辛うじて頭と胴と耳と尻尾がある
猫が幸せそうに笑っているので
みんな笑いながらそのままにする
コンビニのおつまみやスナック菓子で
何か満たされたような気がする
ヨーグルトを食べていれば健康なのか
酒も煙草もやらないが匂いは好き
体を蝕んでいくものはみんな楽しい
散々なぶられた後のように悲しくて
歌いながら屋上のふちを通る
誰かの為に犠牲になったんじゃない
どんなに否定しても真実だった
愛しているから許してしまうんだ
作品データ
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作成日時 2021-04-07
コメント日時 2021-04-09
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3 | 3 |
閲覧指数:1141.0
2024/11/21 20時41分28秒現在
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詩文に出てくるのは猫であるが 気ままな猫の生き方ではなく ズタボロになりながらも従う 忠犬が見えました。
0コメント有り難うございます。 忠犬、いいですよね。欲しい。
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