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海のパース
海のパース ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1310.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 11
作成日時 2021-03-05
コメント日時 2021-03-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 11 | 11 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 1.5 | 1.5 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 5.5 | 5.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
真空という語は不適切な気がしました。平凡な表現、内容、構成の詩ですね
0コメントありがとうございます。これからもより良い詩を描けるように精進していこうと思います。
0パースという言葉を初めて知りました、微分幾何学ってなんでしょうか?遠近法は聞いたことがあります。詩的にはロマンを感じます。
0透視図に使う直線のことです。ロマンを感じてくださってうれしいです。コメントありがとうございました。
0この詩は某所で非常に高く評価された詩ですよね。ここでは残念 ながら、反応が少ないようです。私も最初は変な詩だと思って、 あまり興味がなかったのですが、高く評価された詩は美しい鏡で あり、自分を映すのだと思い、この詩のよさがわからないのは、 自分のせいではないかと、徹底的に分析してみました笑。かって な分析ですのでおそらく間違っていると思います。しかし、この 分析によれば、この詩の雄大なスケールがわかり、その面白い試 みも理解できて、なんとかそのよさもわかったような気がします 笑。 おそらく浜辺で、ふと海のパース、それも月から見た日本列島を 取り巻く、海のパースを描いてみようと思い立った。 海のパースで有名なのは、葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪 裏などですが、もしそうだとしたら月からとはユニークですね。 >海よりもとおい海の >浜辺には声の真空があり >水と石だけがきざまれて在る 月にも多くの海があり、海よりもとおい海ですね。そこには声 の真空があり、水と石もあります。 >列島の等高線をきりおとして >おんなたちは口々に >あれが星の曲率なのだとささやく 月から見ると、太陽の光たちは列島の高低差を消し(数千メー トル程度の差は誤差の範囲)、列島はただ球面上に長くのびて いる様を見せ、それは星の曲率に従ってまがっている。 太陽の光たちを、あたかも浜辺でたわむれているおんなたちと 同化させている。 >だがひとえに言ってしまえば >彼女らもまた >遠近法のパースの直線だ その太陽の光たちも、今描こうとしている海のパースの、海と 消失点を結ぶ直線となっている。 >くずれていくのはいつも >ちかい という言葉からだ >どこまでいけばいいのだろうか さあて、パースが崩れないようするのに、消失点をいくつにし て、それらをどこまで伸ばすかということだ。 >時計の針はすきとおり >水泡のなかになにもかもを なげ >またおんなたちがささやいている 時は過ぎてゆく。いろんなアイデアが浮かんだが、そのすべ てを水泡のなかに投げ捨てた。 >わたしは青ざめ >枯れた汗は燃え上がり >波音のふるえだけがたしかだ そのむずかしさに青ざめて、でた汗は乾き、波の音だけが 聞こえていた。
0分析ありがとうございます。作者としてst氏の分析の正誤などを言ってしまうと面白くもないのですが、あらゆるものは遠近法のパースの一部である、と言うコンセプトで書きました。とても僕も好きな分析をしていただいてとても喜んでいます。ありがとうございました。
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