りんゴコロ

１突きつけられた、突然のサヨナラ本当に突然だったあなたは、私に、サヨナラ、と、キスをしたルパンがクラリスの心をあの日、奪っていったように私の心は、あの日、欠けた欠けた心はアップル社のロゴのように大きな傷口を開けて欠けたりんごみたいな心は火を噴いた全てを焼き尽くすほどに火を噴いた私の欠けたりんゴコロで灼ける黄昏溶ける雪景色群青の空にも　真っ白な花にも赤い炎がゆれているあなたに、想いを残して私の心は欠けたまま２突きつけた、突然のサヨナラ本当に突然に、した僕は、きみに、サヨナラ、と、キスをして、告げたなのにあの日、あのキスで、僕は、きみの心の一部をかじって飲み込んでしまったらしい朝、りんごをかじるようにあの日、ルパンが、クラリスを、突き放したように嘘だったんだ僕も灼けついた黄昏のように凍てつくほどはっきりと真っ白な雲にも　群青の花にも僕の赤い恋の炎はゆれていた ―どうして？嘘みたいに愛していたからきみをきみに、想いを残してきみの心の欠片が僕の心に刺さったまま３不思議だ嘘みたいにって嘘と言いながら人は本当のことを言う嘘って、本当に、赤いのね

りんゴコロ　ポイントセクション

作品データ

コメント数　： 1
Ｐ　Ｖ　数　： 939.3
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ポイント数　： 2

作成日時 2021-02-18
コメント日時 2021-02-19

#現代詩