こらえきれず、ただひとり
笑っていた
優しい風がほおを撫でる
マンション横の小さな公園で
流れる白い雲が、水色の空を泳いでいた
小さな子どもとそれをあやすまだ若い母親の眼
キラキラと煌めいて
美しい、優しい絵画のように『時が止まっている』
だから今日はだれにでも
優しくできることを、この二人に感謝して
ただ、その想いをけっして消さないと誓って
かみさまと、あとじぶんの心の奥の懐かしい気持ちに
誓って
そんなこと考えてるのがなんだかとても
滑稽で、でも嬉しくて
ふと気がづくと、かるく笑ってしまっていたんだ
(あ、でも、
あんまり気持ち悪いヤツとか思わないでね)
よし、まず、
今日一日は頑張って、生きてみようと思う
作品データ
コメント数 : 6
P V 数 : 1377.1
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作成日時 2021-02-04
コメント日時 2021-02-25
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
閲覧指数:1377.1
2024/11/21 21時23分27秒現在
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「時が止まっている」この一文でこの詩のイメージが一変しました優しい詩だと思っていたら想像するのは写真を見て懐かしい気持ちに浸る男性の姿で物悲しさすら感じました心に刺さる詩だと思います
0題名の通り、優しい詩ですね。 母親が子どもを見るときの眼差しって、特別ですよね。
0世界観の通り非常に穏やかな印象を文章自体からも受け取り、何故だろうと眺めていて気づきました。 1行ごとに間隔を空けてあるので視覚的にもギスギスしないものに仕上がっているのですね。小さなことですがひとつ気付きを得ました。
0三者三様のコメントをいただき、誠に有難うございます。詩は、一度、書き手のもとを離れると自由にいろんな世界を飛び立つのだなぁ、と、あらためて感じ入る次第です。 とか、まぁ、世界を飛び回るほどの詩ではございませぬが。 ただ真摯にこの詩と向き合っていただき、ほんとうに有難うございました。
0生きる事に倦んだ人のストーリーでしょうか。心象風景が絵画的に自然に託され親子に託され、心奥とかみさまが心の支えなのかもしれません。心奥を蝕むものと必死に戦っているような姿勢も感じられました。
0エイクピア様、コメントいただき誠に有難うございます。 『絵画的に』とお書きいただいたところが、非常に嬉しいです。 それがなかなかできなくて、なんとかそれを目指しているところなので。 ほんとうに有難うございました。
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