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カシカシ ナイト カシマシィ
フカシカシカシイトヲカシ としゃとしゃ歩くよ、としゃ。 足元の宙宇に広がる輪、 の最奥の瞳。 見ている、スキニーの裾 から、海馬まで。 刺され光線、どこへ、そこ、へ。 鳥肌。これは、をカシ、の結露。 ふカシカシカシいとをカシ としゃ、としゃ、歩くけど、としゃ。 消えたビニール傘、 手垢にまみれた吐瀉物をあびながら、 きっと他人を守ってどこか。 でも私はへいき。 尖った風、走りこんで つまり夜と宵の事後。 ふカシ、カシカし、いと、をかし としゃ、としゃ、としゃとしゃとしゃ。 インジゴのベールがゆらぎ、 瞳がみえる、まだみてる。 虹彩が震えてずれて、 どこかの電灯に怯えて、 整列して、ほら、目。 見つめ合うことはできない、 私も斜視なの。 ふかしかしかしいとをかし
カシカシ ナイト カシマシィ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1504.7
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 3
作成日時 2021-01-25
コメント日時 2021-02-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 0 |
音韻 | 1 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
沙一さま、コメントありがとうございます。 > それでも「見つめ合うことはできない、/私も斜視なの。」という一文には、ガツンとした詩心を感じました。 大変嬉しいお言葉、ありがとうございます。 しかしながら、「それでも」というお言葉から察するに、 > この作品ではあえて語感とか言葉遊びを重視しているんじゃないかとも。 この部分でご指摘いただいたコンセプトに寄りすぎてしまっているのかな、というふうにちょこっと反省している次第です。 以上、簡単な返信で恐縮ですが、励みになる感想をありがとうございました。
1「いとをかし」とはとっても趣があるという意味らしいですが、イメージとしては子供が無邪気に遊んでいると思っていますが大人がそれを見守っているとどうでしょうか?
0福まるさま、コメントありがとうございます。 まず拙作をお読みいただいたことにお礼申し上げます。 誠に申し訳ありませんが、私の読解力不足のためにいただいた質問の意図を掴むことができませんでした。 忖度するに作中の登場人物の話題かと存じますが、たしかに視点が変わればまた異なった雰囲気の作品に見えるかもしれませんね。 もし全く見当違いなことを申し上げていたら申し訳ありません。 コメントをありがとうございました。
0作者の独り言なのでsageで失礼しますが、そういえば1ヶ月経つと名前出ちゃうんでしたね。 私のステートメントとして、一応「投稿当時は匿名でした」という記録だけこのコメントで残しておきます。
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