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籠の私
籠の私 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1543.5
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-01-07
コメント日時 2021-01-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
籠のモチーフがすごく魅力的です。 古今東西を問わず、色々なお話に出てきますよね。 神話のような寓話のようなこの詩にも引き込まれました。
1読んでいて切実さ、切迫感を感じ、なんだか共感いたしました。 勝手ながら自分に寄せて読ませていただきました。私も現実のことに感情を悩まされるので、いっそ感情をなくしただ機械的に仕事なり勉強をやって欲しい、自分を守る外身がほしいと思うことがあります。 作中の「私」も、もう一度すべてをつかみたい気持ちと同時に、 9行目〜「ーをつかんで 振り回す」 「籠の外をごちゃごちゃにして」 と、世界への癇癪というか恐怖、自分を守りたい気持ちがうかがえます。 最終行、「種」と聞くと生命や可能性を想起しますが、本作では徹底的に抑圧された「私」ということでしょうか。 (最初某アニメ主人公の妹が連想されましたが関係はないようですね…)
1ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。
1「静謐」と感じていただけたのはとてうれしいです。ありがとうございます。
0ご指摘のアニメはわかりませんが、イメージはアニメのようなところがありました。共感していただけたいということで、とてもありがたいです。
1第一連の宣言からうかがえるように、「私」は他者から不可侵の絶対的な自分だけの世界を確立したいと望んでいる。また、「私」の暴力性・爆発性が第二連・第三連によって語られている。第四連には生への焦りが『種になってしまう』という言葉から感じられます。「種」は生命以前を思わせ、そこへの回帰―つまり「死」を連想しました。 生きることそのものとも、創作への情熱とも読めましたが、いずれにしても比較的ストレートに願望を表現している作品という印象です。ただし、第二連を除いて。 第二連の「私」が「つかむもの・振り回すもの」がとても面白かったです。 >籠の外のものをつかむ >電柱を >ごみ置き場の看板を >スペアのタイヤを >薬局の前の人形をつかんで >振り回す 電柱、は大きなもの、人間では持ち上げることができないもの。 ごみ置き場の看板、は規則が書かれたもの。 スペアのタイヤ、これが一番興味深かったです。スペアタイヤというのは万が一の際の予備タイヤです。予備なんていらねぇ人生は一発勝負だ!ということでしょうか。また、車のスペアタイヤは車体の中に収納されているものが多く、わざわざそれを奪ってまで振り回したいのか…と最も狂気を感じました。 薬局前の人形、はどことなくのほほんとして万人受けするマスコットキャラクター、かな。 と、第二連のアイテムがそれぞれ何を示しているのか、それを想像するのが楽しかったです。
1コメントありがとうございます。 「つかむもの・振り回すもの」に関して、考察していただけてうれしいです。 なんでもあてはめられる箇所なので、独りよがりになってしまう可能性もある中でこのようなコメントをしていただけると大変励みになります。
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