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食後歌
温い布団のなかで そのまた内側の 温い体温のなかで ぐちゃぐちゃに消化された 私の夕食の数々が ぐちょぐちょと不快な音を立てている きっととても耐え難い臭気に満ちて 甘いも辛いも苦いもすべてグロテスクなのだ どんなに外見が綺麗でも どんなに内面が美しくても 内蔵をこじ開ければ吐瀉物だ 想像は一気に飛んで 屠殺される歯車のなかで ぎとぎとにてらてらな体液の網目 生と死のドラマ 愛と糸を献花 五月雨式の言葉を聴いて 母胎に眠る赤児のようで 薄明かりの室内 脳味噌は溶けて 青春の懊悩すべて氷山の暗礁となりて 現実逃避を唯一全うできる時間で
食後歌 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1110.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-01-03
コメント日時 2021-01-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
すごいハンドルネームだなと思って読んでみた。 出だし >温い布団のなかで >そのまた内側の >温い体温のなかで >ぐちゃぐちゃに消化された >私の夕食の数々が >ぐちょぐちょと不快な音を立てている はよかった。グロテスクなものの表現に温さは常套だが、それを体温だけでなく周りの布団にまで求めたのは新しい。 一方でそれ以外の箇所はグロ系のものとしては凡庸で物足りなかった。出だしのような斬新な着眼点がほしい。 余談だが、作者は東京住まいだろうか。もしそうなら歌舞伎町の「BAR DOQUDOQU」に行ってみてほしい。この詩のような世界観のバーだ。いや私のいきつけなんだけどね。連絡入れてくれたら一緒に行きますよ。
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