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ドールハウス
誰も知らない遠い遠いところ 僕だけの世界、僕だけの景色、僕だけのもの みんなどこにいるんだろう? あなたが僕の名前を呼んだら 僕はここから出て行くのでしょう 臆病だからこんなところに逃げてきた たのしいたのしいなかまたち、しゃべらない でも僕に語りかけてくるよう 悲しい悲しい世界で 僕は大好きな音楽に合わせて踊って 音楽が終わったらひとりで泣いた 思い出すのは 二月のよく晴れた土曜の昼下がり 京都の神社の出店で買った 甘くてあったかいたい焼きを ベンチに座ってふたりで食べた お道化ながら走っていって 包み紙を丸めてゴミ箱に捨てて 「こんどはどこにいこうか?」と 照れながら振り返ったあなた 長いスカートが風に揺れて なにかの終わりを告げたようだった 誰かのやさしさに触れたくて 外に出て髪を切りに行く そこがはじまりでもいいじゃない? マスターベーションな悟りを決めて この部屋、出て行く 怖いけど 怖いけど 一歩ずつ 一歩ずつ ねぇ、もうおしまいにしようよ こんな甘くて淋しい…
ドールハウス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 832.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-12-11
コメント日時 2020-12-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「優しさに触れるために髪を切る」 髪に触れられるのは頭を撫でてもらうのにも似てる為でしょうか。 心に来る一節でした。
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