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そよかぜと少女
そよかぜが うつくしい少女に 恋をした その長い黒髪に ふれたとき あらいたての シャンプーの 残り香のような フローラルな香りが ただよい その 清潔感と無垢さが たまらなく 好きになったから いつか きづいてくれる そんな はかない想いを胸に いつも 少女のそばにいる ある夏の日の午後 そよかぜに乗って ただよう髪の香りに 少年がふり向き とっても 気持ちが安らぐ香りだね と 少女にはなしかける 二人は急速に なかよくなってゆく そよかぜのことなど 気にもせずに そよかぜは なきぬれたが そんな時 少女の ひそかなつぶやきが 聞こえてきた そよかぜさん ありがとう と
そよかぜと少女 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1379.0
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 2
作成日時 2020-11-15
コメント日時 2020-11-21
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
どこかで読んだことあるような、そして繰り返し読みたいとも思っていないような、つまり凡庸な作品になってしまっていますね その理由は ①使っている語彙がありきたり ②語彙の繋げ方がありきたり だからだと思います 「少女」「少年」「そよかぜ」「黒髪」「無垢」「はかない」……どれも古典ジュブナイル小説に出てきそうな語彙ばかりでして、そしてそれらの語彙を繋げ合わせて紡がれた内容も古典ジュブナイル 既存の方向性でもそこに付加価値をつけたり既存作より完成度を上げていたらよいですが、それも成せていないのがこの作品の現状です。 こういう作品に「フローラル」って語彙はちょっと意外性あったので、そういったものの割合を増やしていけば少し違ってくるかもですね
0行間やひらがなによって、童話のようなやさしい雰囲気をもった作品になっていると思います。 長い髪、シャンプー、そよかぜ、から「亜麻色の髪の乙女」という曲を連想しました。(髪色は違いますが) 最後の「そよかぜさん ありがとう」にはここまでの物語をまとめる力がありますが、 ありきたりな感じがしてしまいます。 とはいえ、個人的には好きな終わり方です。
0清々しく心地よい詩だと思いました。 最後に救いのあるのがいいですね。 綺麗なものを素直に「綺麗だ」と言っているようなまっすぐな表現の詩で、もう少しキラッと光るワードチョイスがあればより良くなりそうなのですが、この詩についてはこの素直なままの方がいいのかもしれません。
1ご指摘は、今後の参考にさせて頂きます。
0>「亜麻色の髪の乙女」という曲を連想しました 鋭い。笑。この曲からイメージを広げて創りました。モーツァルトの 歌曲"すみれ"も参考にしています。
0>最後に救いのあるのがいいですね。 ゲーテの詩"すみれ"が、あまりにもかわいそうでしたので、モーツァルトが 2行を書き足したように、私も最後に救うことにしました。 >この詩についてはこの素直なままの方がいい 私もそのように思います。
0>そよかぜの悲しみはわだかまって雲となり、涙の雨をふらせる 素晴らしい感性をお持ちのようです。そのような展開も考えて いましたが、少し長すぎるような気がしてやめました。
0一行が短くて、余白がたっぷりあることで、抒情性が増していると思いました。 さわやかな作品だと思いました。
0コメントありがとうございます。さわやかさを感じていただけた ようで、うれしいです。
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