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夢見る害獣
死も飽きた 言葉の牙剥いて ムゲン、 食べたいな 晴れた空みたいな 腫れた心 に ムスクの香水 振り撒いて 薄紫 兎は寂しいと 死んじゃうんだって みんな 絶望してるんだって うけるw よね? 牙と羽根のある醜い生き物になりたい。 お綺麗なキミ、食べたい。 絶望、飽きたって言ってんだろ。 うんざり。 ダンスダンス 切り裂き魔のくだら無いサディズム「切実」 ダンスダンスダンス 殴打貫通ばらばらで遺体?また泣く? 鏡、反射する光 彼らの絶望を遠い潮騒みたいに視る/想う 愛の無い醜い僕のこと 顔に刻む「I am fool」 愛の無い醜い連中のこと 顔に刻まれた「I am justice」 (だから嫌い) 無限と夢幻の心地 僕を殺して僕に成る、何度 ぐるぐるぐる 石の花を齧る 愛は無いまま 水晶の花を咲かす 僕のありったけの愛 記憶に 息づいた 刻みついた ピンクとブルー 僕の血の色 レテの川を渡って まだ 死ななかった呼吸の色 僕は笑う、何度 もう良いよ この血。燃やして? 濃紺に水色の火が灯り また まだ 目を醒ます おはよう、 「僕は夢見る害獣です」 ごめんね、 「絶望に飽きちゃった」 またね。 「貴方達の幸福を願ってる、心から」 シャツを着替えて髪を乾かす 光が当たって少し笑う 牙の生えた天使みたいだね 「大丈夫」 漆黒から光へ光から漆黒へ イカサマのカミサマの獣の血で以て 走る 食らう 歌うように 夢見るように 夢見てる 獣の 血の一滴
夢見る害獣 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1208.3
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 2
作成日時 2020-11-05
コメント日時 2020-11-10
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ふりむく天使 ふりまく笑顔 きれいな雰囲気 近づきたい、近づきがたい かたいガード ありったけの愛に ありつく蟻のような 甘い君に這い寄る夜の 花、雪華、月の下 降りる河、ほとり、ぽとり落ちる涙 くちびるふるえて ふえる思い出、ふくれる思いで どうにもならないなあ 閉じるまぶた フタするように 「僕は無害な怪獣です」 嘘だよ 「壊しては後悔します」 本当だよ 「口から萌葱色の炎が出ます」 ときどきね 眠たい朝に光がさして 着替えるたびに 切り替わる世界の理 いくつもの並行世界をわたる気分 「さよなら」のまたね 土から灰に、灰は灰に 神様の夢を見て あくびをする 朝焼けが血管を流れる 獣になりきれない人に 天使にこがれる 恋砂糖水が流れる人へ 「腕振る怪獣」 評を寄せるより、詩を寄せる方が適切かな、と思いましたので。
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