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. 09
ロンドン Parkにて。 とある市街地の木陰で みずいろのワンピースを着た少女の影が消える 優柔不断な空がその影を消した、 空は 黒 雲はみず 淡い。 濃い 雲がたちこめるから 俺はアパートに帰る 111111111111 、0 Q - -
. 09 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1589.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 12
作成日時 2020-11-03
コメント日時 2020-11-04
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
誰もまだコメント入れてませんね。しかし良い作品だと思うのでコメント一番乗り。優柔不断で黒い空が少女を消してしまうというモチーフが中々にいい。0とQという文字が散逸しているのもイメージとして良い。まるで話者の思索や思考が散漫になったり、知らず知らずのうちにそこから逃避しているようなイメージ。タイトルの.09は2009年もしくは09月ということでしょうか。村上春樹氏の「IQ84」に近いタイトルセンスを感じました。画像のチョイスも含めて高評価です。余談ですが作家の羽田圭介さんは純文学の定義として「よく分からない感情、感慨を読者に残すもの」という趣旨のことを仰っていました。それを踏襲するとこの詩は純文学的と言えるかもしれません。いい読み物でした。
1コメントありがとうございます ✈︎ この文章は過去に書いた文章の劣化された焼き直しなのですが、原文が焼失している為(データの破損です。) 正直、投稿した後に、少し複雑な気持ちで 元の文章では、 ロンドン中央市街、アパートメントの鍵を閉め、 階下に降り のような冒頭から始まり 最終行が、 明日、私は射殺される。 のような、内容文だけを追えば、 あまり後味ののよくない感じの文章でした。 個人的には、熱量のある詩を書かれる方が多いなか、 少し意味の世界に疲れてきてしまう場合があるので、 こういったあまり意味のない事を少し強調した文章があっても良いのかなって、 あるいはどう、伝えればよいかと思った次第です。 詩を読む場合、自分はそこに深い内容や強いメッセージがあると無意識のうちに想定し、そこに向けて、それを読みとこうとしがちです。 でも 冒頭の ロンドン Parkにて、 というのは、少しダサい、 けれど例えばぼんやりと空を眺めるように、 深く意味を考えず眺めてもらえたら、 それもひとつの言葉の可能性ではないかと思うのです。 もう少し読み手から離れて描きたい気持ちがある一方、 読まれる事が前提の場所なので、 その辺りが難しい。 今後の課題です、貴重なコメントありがとうございます。
0言葉が記号になり、記号が視覚へと解放される。「Q」が空高く登って行く風船のように見えたから。幼い頃、遊園地で買ってもらった風船が空に飛んでいってしまった、あの時の空と寂しさ、不思議なほどに引き込まれる青さを思い出した。いつまでも、空を眺めてしまう。
1遠く手を離れた風船を もし晴れた遊園地の日光のなか、 その離れてゆく風船に手が届かず、 どこまでも離れていってしまったら そう思うと、 もうずっと手の届かないものだとしたら とても寂しく、切ないですね。 途方に暮れてしまいますね。 とっても、途方に暮れて しまいますね。 大切な思い出のイメージをコメントして頂きありがとうございます。
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