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過客
通勤電車の窓の外 流れる街のその一端 並んだ窓のその一枠 白いTシャツのおじさんが まだ青白い空気の中 日課のように眺めてる。 彼の目に私はうつらず。 私の目に彼がうつる。 どうでもいい、日常の断片 通勤電車の窓の内 揺れる車内の隅っこの すっかり灰色の私が きっとだれかに見られてる。 彼らの目には私がうつるだけ。 どうでもいい、瞬間の私 私の目にうつる あなたの目にうつる 私の目にうつる あなたがうつるから。 移ろう季節の周辺で もうずっと、 あなたの隣を歩いているけど いつか遠くで、空になるわたし あなたを振り返って、時の花束を渡す。
過客 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1036.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-10-31
コメント日時 2020-11-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何でしょうか…。何度も読み返してしまいました。すらっと書かれている様な雰囲気に私は、飲み込まれてしまいます。解り易い言葉の表現に、身近にも有りそうなドラマを感じさせられるのが、私の中で好感が持てます。技術云々の盛り込み方も有るのでしょうが、私程度のレベルの人間では、まだその辺りの話しは難しいですし、コメントをするのもおこがましいのですが、とても気になる作品です。只の感想文になってしまいましたが、すいません。
0ありがとうございます。 感想をいただけるだけで、充分嬉しいです。 野良犬少年様にとって、この作品がただ通り過ぎるだけの存在にならなかったのであれば、さらに嬉しく思います。
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